昼下がりの情事

Love in the Afternoon 1957
モノクロ/125分/ユナイテッド・アーティスツ

製作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー
製作補佐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドーン・ハリソン、ウィリアム・ショー
監督・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー
脚本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
原作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クロード・アネ『アリアーヌ』
撮影・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウィリアム・メラー
編集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レオニード・アザール
美術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・トローネル
録音・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョー・デ・ブレターニュ
監督(セカンドユニット)・・・・・・・・ノエル・ハワード
監督助手・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポール・フェデー

出演

ゲーリー・クーパー
オードリー・ヘプバーン
モーリス・シュヴァリエ
ジョン・マクギヴァー
ヴァン・ドゥード
リス・ブルダン
オードリー・ワイルダー


パリでチェロを学ぶアリアーヌは、私立探偵の父親
と二人暮し。 好奇心旺盛な彼女は、父親の元に来た
客の話を こっそり盗み聞きする。
妻の浮気現場の写真を見せられた依頼主は激昂し、
浮気相手を 殺すと言いだす。
驚いたアリアーヌは、殺人を未然に防ごうと、依頼主の妻と
浮気相手のいるリッツへと向かう。
その浮気相手こそ、世界に名高い大富豪のプレイボーイ、
フラナガン氏だったから …。

ちょっと背伸びしようと懸命な少女の、一途で可愛らしい恋心を
オードリー・ヘプバーンが 魅力的に演じている。
チェロなどの小道具や「魅惑のワルツ」が効果的に用いられ、
ワイルダーらしい演出が随所に見られる。

オペラ会場でフラナガン氏と一緒にいる女性は、ワイルダーの妻、
オードリー。