エンゼルコレクター
はじめに
タイトルからは何のことか分かりませんね。えーと昔流行った？チョコボールのエンゼル当てについてです。情報によると我々が卒業後も後輩達はしばらく続けていたようです。
ところでチョコボールってピーナッツ、キャラメル、いちごがありますけど皆さんは何が一番お気にですか？私はというと…チョコレートダメなんですよね。お腹やられちゃうんですよ〜という訳でバレンタインデー反対です。←って本当に理由はそれだけか？
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皆さんも子供の頃、チョコボールは買ったことあるでしょう。そして少なくとも１度や２度は銀のエンゼルが当たったことがあるでしょう。さらにどうして銀のエンゼルって５枚集まらないの？って思ったこともあるでしょう。さらにさらに金のエンゼルって本当にあるの？って思ったこともあるのではないでしょうか…
ある日、こんな情報が入ってきます。別講座の先輩が「チョコボールのエンゼルを当てることができる」といった情報です。聞くと、くちばし（チョコボールの取出口）の色がはずれのやつよりも濃いとのこと。本当なんでしょうか？このときは興味がなかったものですから、別に気にもとめていなかったのですが…
そしてお昼に食堂からの帰り、売店に寄ってみたところ、ふと売ってあるチョコボールに目が止まる。何気なくそれを箱ごと手にとって上から眺めてみると…
１つだけ明らかにくちばしの色の濃いやつが１つ…
別に食べたいわけではないのですが、気になったので買ってみると…
銀のエンゼル当ったりぃ〜
友人もそのとき買ってみたのですが、残念ながらはずれ…しかしこれはもう少し研究してみる価値はありそうです…
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あれから数回チャレンジし、何度かエンゼルを引き当てることは成功したのですが、いかんせん確率が低いのです。しかも当たりは数回買った結論から、単にくちばしの色が違うだけではないっぽいのです。ということで、当たりとはずれの違いはというと…
どこかが違う
のです。異なる場所は一定していません。以上からちょっと仮説を立ててみると…
１．当たりとはずれの印刷ラインは別である。
２．当たりとはずれの印刷ラインはそれぞれ数ラインずつある。
ということになります。ですからどこかが違うということになるのです。しかしここで１つ考えてみましょう。いくら印刷ラインが数本あるからといって、別々のラインの製品を混ぜて包装するような手間をかけているとは思えないのです。どういうことかというと、１カートン（20ヶ入）には同じ印刷ラインの製品が包装されているのではないかということです。そうすると、同じはずれの印刷ラインの製品の中から当たりの別印刷ラインの製品を見つければよいことになります。じゃあ、当てる確立を上げるには…
カートン単位で当たりを見つける
ということになります。ですから、カートンから取り出されてバラバラになっている製品には手を付けないのが安全というわけです。
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あの仮説から、飛躍的に全員のエンゼル引当率は上昇しました。違う場所というのも、数回やっているとどこを見ればいいのか大体分かってきます。基本的には…
印刷されている色と色の境目のズレ
と
黄色の濃淡
が違うことが多いようです。一度、土曜日の午後に数名で大きなショッピングセンターにエンゼル当ての遠征に行ったことがあります。たまたま大量のチョコボールがあったわけですが、とにかく異様な光景だったと思います。大の大人数名がチョコボールをひたすら眺め続けて、買い物かごに入れていく姿…さらに大量のチョコボールだけを購入…
かなりおかしな連中ですね…
この頃で、ある程度疑わしきものさえ買わなければ、ほぼ確実に当てることができるようになってました。しかしどうしても疑わしいものも買ってしまいたくなるために、実質平均95％の確立でしょうか…
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全員でおよそ100枚程度の銀のエンゼルが集まったでしょうか…各々２缶ずつぐらいは「おもちゃの缶詰」に換えてみました。で、銀のエンゼルの入っている確立ですが、約10％ですね。10個チョコボールを買えば１つは当たる確立になってます。ですから１カートン買えばほとんどの場合、２個当たりが入ってます。しかしたまに１個や３個の時がありますのでご了承を…しかしここまで買っても当たらないんですよ…
金のエンゼルが…
誰一人、実物を見た人が周りにいないわけで、そんなもの本当に存在するのか？という疑問までわいてきます。
しかしその答えがとうとう現実のものに…
たまたま友人が売店で買ったチョコボールで当たったんです！金のエンゼルが！一応誰が１番最初に金のエンゼルを当てるかという競争していましたから、正直当てられたときには負けた気分になりました。この金のエンゼル、銀のエンゼルのような安っぽい印刷ではなく、例えるなら祝袋の「寿」のような印刷でキラキラ輝き、高級感にあふれています。ということで…
金のエンゼルは実際に存在します。
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それから卒業まで、ライフワークのように集めましたね。最終的には、銀のエンゼルは300枚オーバー、私自身も金のエンゼルを当てることができました。我々の卒業に際して、銀のエンゼルを山分け、金のエンゼルは当てた本人のものということになりました。ですから、私にも銀のエンゼル約100枚と金のエンゼル１枚持って帰ってきたのですが…
どこいったか分からなくなってしまいました（泣
金のエンゼルをスキャナで取り込んで公開してやろうと思っていたんですけどね。多分、誰かに捨てられたんだと思います…残念…
しかし最近のチョコボールは当てるのが非常に難しくなっているようです。当てられていることに気づいたのでしょうか？我々は「おもちゃの缶詰」が欲しくて当てていたわけではない（エンゼルを集めていただけ）ので、全員で合わせても数回しか送ってないのですが、聞くところによるとこの後後輩たちが続けていたようで、やたらめったら「おもちゃの缶詰」に交換していたようです。
そりゃ同じ土地からいつも送られてくるとおかしいと思うわな…
しかしこれが当てることが難しくなった原因とは思いたくないですね…
これが「おもちゃの缶詰」です。左の箱に入っている方はいまだに未開封で、「角缶」が入っています。右のやつは「丸缶」です。いずれにせよ数年前の古いタイプですね。
追加〜
学生時代の友人からスキャナで取り込んだ金のエンゼルの画像が送られてきました。
本当にご協力ありがとうございます。
参考に家にあった銀のエンゼルと並べてみました。どうです、ゴージャス感が違うでしょう。
ちなみに今までの経験から、銀のエンゼル100個に対して金のエンゼルは１個の割合の感じがします。どうしても金のエンゼルが欲しい方はチョコボール1,000個買えば１つは当たるかもしれません。