これから追加変更するものもあります。
椎間板ヘルニア | 股関節形成不全 | 尿道結石・膀胱結石 | ||
急性湿性皮膚炎 | アトピー性皮膚炎 | アレルギー性皮膚炎 | 内分泌性皮膚炎 | 膿皮症 |
進行性網膜萎縮症 | 白内障 | 緑内障 | ||
てんかん | 子宮蓄膿症 | 停留睾丸 | ||
レプトスピラ症 | ジステンパー | パルボウイルス感染症 |
混合ワクチン | 狂犬病予防注射 | フィラリア予防 | ノミ予防 | 検便 |
定期健康診断 | 食中毒 | 湿気対策 | 回虫 | 鞭虫 |
鉤虫 | コクシジウム | 条虫 | ジアルジア | バベシア |
フィラリア |
脳・神経 | 椎間板ヘルニア | 椎間板とは脊椎の骨と骨の間にある軟骨のようなもの。これは脊椎に加わるショックを吸収したり脊椎が滑らかに動くための役割をはたしている。 ここが事故や過激な運動または老化などにより衝撃を受けると椎間板が変形し、その椎間板の中にある髄核がはみ出す。そのはみ出した髄核が脊髄を圧迫すると歩行に問題がでてくる。 はみ出した場所により影響を受ける神経が異なるので重症度に影響がある。 ちなみにコーギー・ビーグル・ペキニーズなどの犬種は軟骨異栄養犬種とよばれ遺伝的になりやすいようだ。 |
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骨 | 股関節形成不全 | 股関節とは後ろ足の付け根部分のこと。骨盤にはくぼみ(寛骨臼)があり、そこに大腿骨の骨頭がしっかりはまっているのが正常。 しかし、寛骨臼が浅いと関節がしっかりはまらなかったり、大腿骨の骨頭がゆがむので骨がずれて脱臼したり関節炎を起こす。 症状は片足を引きずる、腰のふらつきなど。痛みの度合いにより歩行が困難になる場合も・・・ 遺伝によることが多いが肥満や激しい運動等によっても起きる。 |
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皮膚 | 急性湿性皮膚炎 | 犬の皮膚の特徴。人間に比べ皮膚が薄い・被毛に覆われている・エクリン汗腺という汗を出す線が無い)そのため夏場は特になりやすい。 |
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アトピー性皮膚炎 | ダニ・ノミ・カビ・花粉など、原因となる物質(アレルゲン)を吸い込むことで体内でアレルギー反応が起こり、皮膚に炎症が起こる病気。アレルゲンが体内にはいると、これを排除するために体内で、免疫グロブリンという抗体が作られ、これとアレルゲンが結合することによりヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症物質が放出されかゆみや炎症の原因となり皮膚炎が起こる。 |
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アレルギー性皮膚炎 | 食べ物の中のある種のたんぱく質が原因でアトピーと同じく抗体ができ、アレルギーの元となる。 牛肉・豚肉・小麦・乳製品でアレルギーになるのが多い。 |
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内分泌性皮膚炎 | 内分泌系の疾患(副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症など)が原因。 皮膚や被毛のたんぱく質合成や細胞分裂の抑制などを引き起こす。 被毛の発育・生え変わりの周期が乱れることがある。4〜5歳以上の犬に起こりやすい。 |
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膿皮症 | 細菌感染により起こる病気。 皮膚の汚れ、免疫力低下・擦り傷・噛み傷から細菌が感染して化膿性病変を発症。 |
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泌尿器 | 尿道結石・膀胱結石 | ||
眼 | 進行性網膜萎縮症 | ||
白内障 | 水晶体は眼のレンズの役割を果たしている。 この水晶体は水とたんぱく質でできており、健康な時は透明だが、 たんぱく質が障害をうけtり水晶体の代謝に変化があった場合これが濁ってくる。濁ると視力が低下し物が見えにくくなる。 老化によることが多いが、糖尿・けが、中毒などによることも・・・ 症状は瞳孔の奥に白く濁るのが見えたら注意。 |
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緑内障 | 眼球内の圧力(眼圧)が上がり、眼の奥にある視神経が圧迫されて、視力に障害が起こる。進行すると失明の可能性も・・・ 眼圧が高くなるのは、眼球の前面にある前房を満たしている房水という液体が増えるから。 房水は後ろ房から前房に流れ、偶角という部分から排出されるがここが狭くなったり異常があると房水が排出されず眼圧が高くなる。 症状は眼の色が緑や赤色にかわる、目をこする、眼球の突出など。 |
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発作 | てんかん | 体のけいれんとともに、知覚や意識が失われる「てんかん発作」を起こす病気。 発作は短期間で自然に収まるが一度発症するとその後何度も発作を繰り返す。 もともともっていた脳の病気のひとつの症状として発作がおきるのを、「症候性てんかん」という。 脳腫瘍・頭部の傷・中毒・脳炎・血管が詰まる・不整脈などでも起こる。 症状は突然硬直・口から泡を吹く・失禁など。 |
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♂ | 停留睾丸 | オスの睾丸は生まれた直後はおなかの中にあるが、生後1〜2ヶ月で陰嚢に移動する。 片方・両方おなかに残ってしまった場合を停留睾丸とよび、放って置くと高い確率で腫瘍化するといわれている。 症状はない。睾丸に腫瘍ができると腫れる。 |
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♀ | 子宮蓄膿症 | ||
伝染病 | ジステンパー | 生後一年未満の幼犬に多く発症する病気。他の犬の尿や便からウイルス感染する。 病状は高熱・食欲不振・目やに・せき・鼻汁など。消化 器官がやられるとも重なる。 放置しておくと脳の中枢神経がやられ7割以上の確率で死亡。 |
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パルボウイルス感染症 | 別名「イヌのコロリ」とも言われ嘔吐や下痢が特徴。感染すると脱水症状にみまわれ子犬の場合は突然死亡することも。成犬でも衰弱する脂肪率の高い病気なので必ず混合ワクチンが必要。 |
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レプトスピラ症 | チフス型とワイル型の2タイプがあり、どちらも高熱・嘔吐、脱水症状が起こる。 ワイル型の場合それに加えて黄疸がでる。感染すると6〜8割りが死亡。 病犬の尿のにおいを嗅ぐことで感染する可能性がある。 |
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予防 | 混合ワクチン | 母体の免疫の代わりなので初年度には数回の混合ワクチンが必要。 初年度以降は追加接種が必要。 親元を離れる前に1度目のワクチンを受け、その後1週間くらいしてから移動させるのが良い。 |
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狂犬病予防注射 | 生後90日以上の犬には義務があり、毎年1回の追加接種が必要。 このときには届出(登録)が必要。登録は一生に一度。 |
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フィラリア予防 | 犬の心臓に寄生する寄生虫のこと。 これは蚊が媒介をするので生まれた時期により予防前に血液検査を。 |
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ノミ予防 | 野外を歩けばノミの寄生を受ける可能性がある。 ノミは吸血いがいにアレルギーの原因や条虫という寄生虫を媒介することも。 予防法(飲み薬・滴下タイプ・スプレー・ムース)などで・・・ |
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検便 | 子犬の時は何度かしておくと良い。 おとなになってからも半年に一度。寄生虫が見つかったら速やかに駆虫を。 |
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定期健康診断 | 子犬の時は定期的に診断が安心。 状態により検査の種類を組み合わせると良い。 (身体検査・血液検査・レントゲン検査・超音波検査)など。 |
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食中毒 | |||
湿気対策 | |||
寄生虫 | 回虫 | 発育が悪くなる、やせる、食欲不振、吐く、下痢便、腹痛 |
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鞭中 | 下痢便、粘膜便、食欲不振、栄養状態の悪化により脱毛、毛ヅヤが悪くなる。 |
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鉤虫 | 貧血・下痢を繰り返す。毛ヅヤが悪くなる。子犬、高齢犬は抵抗力が弱くなるので場合によっては死亡することも。 |
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条虫 | 食欲不振、下痢、軟便が続く。栄養不良でやせる。お尻をかゆがり地面にこすりつけるようにして前進する行動をとる。 |
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コクシジウム | 血便、粘膜便がでる。下痢型脱水症状を起こしたり、栄養状態の悪化から貧血を起こしたりする。 |
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ジアルジア | 水様便、粘膜便がでる。食欲はあるがやせてくる。 |
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バベシア | 重度の貧血になる。褐色の尿、発熱、黄疸が見られる。 腹部が腫れることも・・・ |
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フィラリア | 体内で成虫になり、最終的には心臓で寄生し死にいたる。 蚊が媒介。蚊の時期に予防薬を・・・ |
参考図書・コーギーに関する本で私が持っているもののなかから抜粋。