Netland      
 
当サイトへの問い合わせで一番多いのがADSLの速度改善方法です。そこで気が付いたものをまとめてみました。この中には通説とされるものも含まれています。ですからすべて実際に試した訳ではありません。インターネット網の状況は刻々と変化します。さらに各自の環境もまちまちなことを考えると、何が一番効果的な方法かは一概に言えないことを理解してください。それでは成功を祈る!

ISP(プロバイダ)の設備によってかなりの速度差が出るようです。フレッツADSLの方は評判の良いISPに乗り換える検討をされてみてはどうでしょう。

測定サイトの利用者が集中している場合、また、経路途中のサーバの過負荷が原因で実効速度が低く測定される場合があります。時間帯を変えて測定してみてください。

リアルプレーヤや、メディアプレーヤの接続速度は「xDSL系」ではなく「T1系」を選択しましょう。特に8Mbpsサービスの方には有効だと思われます。

シマンテック社「Norton Internet Security」やトレンドマイクロ社「ウィルスバスター」などのセキュリティソフトが原因で速度が低下することがあります。メーカのホームページで対処法をチェックしましょう。

IEのインターネットオプション「接続」タブの「LANの設定」で該当項目のチェックを外してください。 なお、CATV事業者などで設定が指定されている場合には、その指示にしたがってください。

ファイル共有などをしないならLANのプロトコルである「NetBEUI」、
「IPX」は削除できます。また Windows2000なら「NetBIOS over TCP/IP」は無効にできます。

TCP/IPのプロパティで「WINS設定」タブにある該当項目のチェックは外しましょう。

Windows 95/98系をお使いの方は速度向上が期待できます。しかし市販の加速系ソフトは汎用的な設定を行うだけです。逆効果になってしまうケースが多発していますので要注意です。

USBインターフェースの転送速度がネックとなっている場合があるそうです。モデムとの接続にはEthernetのLANタイプをお薦めします。

ブロードバンドルータによってはPOPメール着信機能があります。機能を停止するか、時間間隔を長くとるようにしましょう。

必要最低限のフィルタ設定に止めてください。ルータもCPUを持ったパソコンと同じです。処理能力の低いルータに多くのフィルタを設定すると負荷がかかります。

パソコンのIPアドレスを手動で割り振ることにより改善する場合があるそうです。これは速度の改善というよりは、クリックしてからのレスポンスの改善でしょうか。

TCP/IPの設定でゲートウェイやDNSのアドレスを指定することでレスポンスが良くなる場合があります。ただしISPで設定が指定されている場合はそれに従いましょう。

8Mbpsサービスの場合、ルータやHUBのスループットがネックとなっていることがあります。高速型と呼ばれる機器を利用してください。

体感速度はパソコンの処理能力に影響されます。特に新OSにアップグレードした旧型パソコンは無理をしている場合があります。OSのダウングレードも検討してみてください。

ADSLモデムの電源は壁のコンセントに直接接続してください。他の機器からのノイズが電源コードを伝わってモデムに侵入する場合があります。可能ならアースを施すのも良いでしょう。

ADSLモデムとディスプレイは極力離してください。モデムがディスプレイから発生するノイズの影響を受けている場合があります。同様にスピーカも大敵だと思われます。

ADSLモデムは熱を持たないようにしてください。モデムの内部温度が上昇すると動作が不安定になる場合があります。特にルータは高熱を発するので要注意です。

配線を変更して家電製品から離してください。モデム付属のモジュラーケーブルはノイズに弱いので、電子レンジや冷蔵庫が発するノイズは大敵です。市販のツイストペアケーブルに交換する。あるいはモデムとPC間のLANケーブルを長くするレイアウトに変更しましょう。

ISDN用にコンデンサが内蔵されているタイプがあるようです。コンデンサなしのタイプに交換すると良いそうです。

これらの装置がスプリッタの手前に取り付けられている場合、リンク確立が困難な場合があります。スプリッタを通した後に接続する配線変更で改善できる場合が多いです。

ADSLはAM波と同じ周波数帯域を使用します。それをカットする装置が付いている場合、速度低下の原因になります。

通説ではブリッジタップ1個の取り外しで100Kbps前後のリンク速度が改善されるようです。(NTTに要相談)

これも回線調整工事の範疇となります。特にAnnex-AタイプのADSLサービスで影響が大きいと言われます。

ADSLの通信速度を検討するには、自宅に引き込まれている回線の品質を把握することが重要です。距離が離れるほど信号は減衰/劣化します。

通説となっている伝送損失とリンク速度の関係は次のようになっています。(G.Lite/Annex-C:1.5Mbpsサービスの場合)

 〜35dB 通常はこの範囲です。大半はフルリンクの速度が得られます。
  40dB サービスの境界と言われています。ケースによりバラツキが大きくなり、リンクできない場合もあるようですが、600Kbps前後が得られます。
  45dB〜 リンクできない場合がほとんどのようですが、つながれば300Kbps前後です。

▲戻る