熱中症から身を守る!!(予防と応急手当て)

連日の猛暑のせいで、2012年7月の救急搬送者は21000人で過去一番熱中症が多いという。 “水を飲んでいるから大丈夫は危ない”、一緒に塩分摂取が必要。

2007年は一年間に907人が亡くなっている熱中症。梅雨明けから患者が急増し、時として20度以下の部屋でも蒸し暑い風通しの悪い部屋などでは汗が蒸発せず体内温度が上がって熱中症になる事があると言う。熱中症が起きる場所は屋内33%、戸外43%、運動中14%となっているが、救急車で救急・救命センターに運ばれるような重症の熱中症患者の60%は室内で、40%は戸外で起きていると言うから室内にいるからと安心出来ない。夏の夜、エアコンや扇風機をつけず、窓を閉め切って蒸し風呂状態で寝ているのは危険で、そのままあの世に行くことになるかもしれないから、水分摂取、換気、温度に気をつけよう。

最終更新:2016.7.8
熱中症とは:

熱中症とは高温・多湿下で発生する病気の総称で、熱失神、熱疲労、熱射病、熱痙攣に分けられる。軽症のものから意識障害を伴う熱射病等の重症のものまで含まれ重症では死亡することもあるので油断ならない。特に対応力の弱い「高齢者」や「乳幼児」は注意が必要。又、戸外だけでなく、台所など蒸し暑い室内でも起きるから注意が肝心。気温30度以上、湿度70-80%、風の弱い時等は、特に熱中症が起こりやすい条件、注意が必要。気温が35度を超えると一層起こりやすくなる。蒸し暑いところで気分が悪くなったら、熱中症を疑い、@涼しいところに行く、A水分・塩分を補う等の応急処置を直ちにおこなうことが命を守る。

☆☆ 代表的な症状 ☆☆

次のような症状が出たら要注意:(初期症状に注意)

  1. 唇がしびれる
  2. 尿の色が濃くなる
  3. 足がぴくぴくする、足がつる、足下がふらつく、立ちくらみ、めまい感
  4. 身体がだるくなる、脈が早くなる、血圧の低下
  5. 動悸・頭痛・めまい・吐き気・ふらつき
  6. 大量の発汗
  7. 汗が出なくなる、汗が止まる
  8. 皮膚がかさかさしてくる
  9. 腕の付け根に脱力感
  10. 親指の爪を押して白い色が出るが、手を指から離して3秒経っても赤い色が戻らない場合、
  11. 皮膚をつまんで離して、3秒以内に元に戻らない
  12. 筋肉の痙攣(こむら返り)、腹がひきつる
  13. 意識が無くなる、ショック症状が起きる
  14. 今まで元気な人は突然卒倒するような事もある
自分で水を飲めないようなときは意識障害がある内に救急車を呼ぶ。自分で水を飲める時は現場で応急処置をして様子を見る。回復すれば病院へも行かなくて良い。

重症度
症状
対処法
T度
めまい、立ちくらみ、筋肉がつる、汗が止まらない、尿が濃くなる 水分と塩分の補給、涼しい場所で休む、服をゆるめる
U度
頭痛、だるさ、吐き気、嘔吐 涼しい場所で足を高くして休む、水分と塩分の補給をしてから、病院に行く
V度
意識障害、痙攣、手足の運動障害、高体温 すぐに救急車を呼ぶ。来るまでの間、水や氷で血管(首・脇の下・太股)を冷やす、意識がないときは水分は与えない

上表はTBSテレビはなまるマーケットの放送から引用
  • 熱失神(日射病)は炎天下で熱の放散を高めるため皮膚の末梢血管が拡張し、結果として脈が早くなり、血圧が低下し、めまいや一過性の失神などが起こる。通常は数10分から数時間で回復する。
  • 熱痙攣は、高温多湿の環境で活動し、汗を大量にかき、水分だけを補給していると、塩分が失われ、血液の塩分濃度が下がったとき、足や腕、腹部の筋肉に生じる痛みを伴った痙攣が起きる。水分は補給しているので、体温の上昇はなく、通常、意識障害は起きない。通常は数日で回復する。
  • 熱疲労は高温下で運動して著しく発汗したのに水分補給をしなかった場合、脱水と塩分不足で、脱力感やけん怠感、めまい、頭痛、吐き気が起こる。発汗が多く、血圧低下、頻脈、皮膚の蒼白が起きる。熱射病に移行する前段階なので、早急な手当が必要。
  • 熱射病は熱疲労がひどくなった結果起き、発汗が止まって熱がこもり、体温の異常な上昇(40度以上)で脳や肝臓、腎臓などがやられ、めまい、吐き気、ショック症状、意識障害が起こるのが特徴。放置すれば多臓器不全となり死亡率が高い。最初は症状が軽いと思われたものが急激に悪化して重症となる場合もある。重度の場合の死亡率30%。救急車を呼んで至急医療機関を受診。

応急手当:

熱失神、熱疲労、熱痙攣では、身体を冷却することと、塩分(塩、塩飴、梅干し、昆布等)を含んだ水分を飲ませる等の処置を行う。点滴が必要になることもあるから、勝手な判断はせず、念のため医療機関を受診するのが望ましい。

めまい感やクラクラと立ちくらみするような時は、熱中症の始まりと考えて、すぐに水分・塩分を補給。
吐き気や倦怠感がするときは、涼しい場所に横向きで寝かせて、(吐いていなければ足を高くすると良い)うちわ等で風を当てる。→悪化するようなら救急車を呼ぶ。

意識障害が起きて熱射病と思われる時の処置は緊急を要する。救急車を呼ぶ一方、素早く体温を下げるために、

  1. 涼しいところに運び、足を高くして寝かせる
  2. 水分を飲ませる(コップ一杯の水に一つまみ、砂糖五つまみを加えると吸収されやすい)
  3. 体温を下げるための処置を講じる
  • 手足や全身に水をかける 
  • ぬれタオルを首筋や脇の下に当てる
  • うちわで扇ぐ
  • 霧吹きで身体に水分を吹きかけ、うちわで扇ぐ→これが有効
  • 氷を脇や股に挟んで、熱を放散させる→冷えすぎて震えが起きるようだったら行き過ぎなのでやめる

などしなければ生死にかかわる。
意識がなく、心停止状態
にある場合は、@救急車を呼ぶ、A心臓マッサージを行う、B救急車到着前にもAED(自動対外式除細動器)を探して、使用する。

熱中症を防ぐには:

熱中症にかかるパターンは主として2つある。
@炎天下で体内の熱が限界以上にあがった時。
(黒色の衣服は危険)
A閉めきった無風、高温の部屋。特に、高齢者やアルコール依存症患者がかかりやすい。蒸し暑い部屋で片づけものをしたりするときに熱中症になりやすい。38度以上の熱が出て夏風邪と思って、部屋を締め切って身体を冷やさないようにしていたら益々悪化したケースもあるから注意深い鑑別が必要。部屋に寝かす場合は風通しを良くして適度の温度に調節し体温が上がらないようにすること。風通しを良くすれば気温が高くても汗が蒸発して体温が下がる。

熱中症の起きやすい人
  1. 子供、乳幼児
  2. 高齢者
  3. 肥満している人
  4. エアコンが嫌いな人
  5. 風邪を引いている人
  6. 暑さになれていない時期
  7. 我慢強い人。体を冷やすといけないと長袖を着て寝る人
  8. 夜中トイレが近くなるからと寝る前に水を飲まない人
  9. 普段から運動をしていない人
  10. 心疾患、循環器障害などの慢性疾患のある人
  11. 日中の暑い時間帯に屋外で仕事をする人
  12. 頻繁に屋外で運動をする人
  13. 発汗に影響のある薬剤を使用する人
  14. アルコールや薬物の乱用がある人
  15. 屋外で飼われるペット
熱中症予防策
  1. 傘・帽子を持参
  2. 戸外は日陰を歩く
  3. 水分摂取(スポーツドリンク)喉が渇かなくてもこまめに飲む。室内では30分に1口、戸外では30分に1杯。尿の色が濃くなったら水分補給が足りていないと判断して水分を摂ること。経口補水液を準備しておくと良い。
  4. よく冷えた飲み物を飲んで体の中から冷やす
  5. 吸湿性の良いゆったりした服装をする(汗をよく取る服装)
  6. 黒い色は避ける、長袖は避ける(体温が上がる)
  7. 自宅では窓を開けて風通しを良くする。エアコンを使う。
  8. 自宅では時々室温・湿度を測る(体感ではなく実際の温度を測る)→高温多湿にならないようにする。
  9. 自分の体感に頼らず、体温計で検温し、37.5度以上なら熱中症を疑う(高齢者は気づかない内に体温が上がっている)
  10. 体を涼しくしておく(暑いからと、水風呂に入るのは良くない。汗腺が閉じてかえって体内に熱がこもる。シャワーがよい)汗はこまめに拭く。

☆日中:

外出時帽子や日傘、うちわ(センス)、水筒(アクエリアス等)、首に濡れタオルを持参する。衣服は白色の通気性の良いものを選ぶ。黒色の通気性の悪い衣服は体内温度が10度程度も上がり自殺行為。紫外線から身を守るために、サングラス、UVカットのクリームを塗る。(帽子の被りっぱなしは頭部が蒸れて湿度があがり危険。時々帽子を取って頭を乾燥させること)

汗を大量にかくと水分と塩分などのミネラルが失われ、血圧が下がる。従って、汗をかいただけ、まずは水分と少量の塩分を補給する。

炎天下は発汗が激しいので避ける。頭部や首筋を帽子やタオルで太陽熱から守る。出来れば日中は外出を避ける。特に午後3時頃は一番危ない。

普段あまり運動や身体を動かさない人は暑い夏は無理しないことが肝要。肥満の人もなりやすいので注意。

日陰にいても舗道やビルからの放射熱で付近は気温以上になっているので油断ならない。

クーラーのきいた部屋から、急に暑い戸外に出るときは要注意。暑さに身体が慣れない夏の初めの時期は特に要注意。

暑い外から家に帰って、急に水風呂に入ったり、冷房をきかせたり、扇風機で冷やすのは、かえって身体の表面が冷えて、発汗が止められ、熱が体内に留まるので良くない。濡れタオルを身体に当てたり、霧吹きで水をかけて気化熱で身体の体温を下げるのが良い。

台所は火を使うので高温・多湿で熱中症になりやすい場所。夏場は必ず換気扇を使い温度・湿度をさげること。

時々体温や脈を計って自分の平常の熱や脈拍と異なる場合は熱中症を疑って予防策を講じる。

道路がアスファルトの場合45度、外壁のコンクリートは37度にもなる。夜、土の道路は21度まで下がるのにアスファルトは27度もある。夏の暑い日に、赤ちゃんをベビーカーで散歩させるときなどは、赤ちゃんは路面に近い位置にあり、路面からの反射で余計に暑いので、夕方、日陰を選ぶとか、水分を摂取させるとかしないと熱中症になりやすい。

マンションなどではベランダに打ち水するのは部屋を冷やす効果がある。を使う時は部屋から離し、簾の内側に水をかけると暑さを和らげる効果がある。

梅雨明けの1週間は特に患者が多いので注意。

☆食事、水分補給とビール:

水分は胃ではなく小腸で吸収される。従って、速効を求めるなら、冷たい(5-8度)水が良い。冷水は胃が早く動いて通過し、小腸に早く到達する。

水分を摂れば血液はサラサラになるが、汗をかくと血液はどろどろになる。喉の渇きがある時は既に脱水症状の始まりと言える。

熱中症を防ぐにはこまめな水分(と塩分)補給が決め手。人間の身体は一日2.5Lの水分を放出している。(その内、尿や便で1.3L、汗や呼気で1.2L) 
喉が乾く前に少量づつ飲むのがコツ。一気に大量飲んでも吸収が悪く、胃に水がたまり、結果として食欲が落ちる。飲んだ水が体内に吸収されるのは20分はかかるので、運動する前には時間に余裕を持って水分摂取すること。

熱中症予防のために水分の補給は大事。運動後には牛乳を飲むと良い。運動や屋外で作業をする場合など、大量の汗をかいた時は塩分を補給したが良いが、日常生活でジワジワと汗をかく分には、水分だけをこまめに補給していれば十分。夏だからと言って、意識的に塩分を摂りすぎる必要は無く、塩分の摂りすぎは高血圧になる。

ビールなどのアルコール類は、水分の補給にならない。ビールは小水を促進し体から水分を放出し、逆に血液がどろどろになるのでビールを飲んだので水分補給したと勘違いしない方がよい。

汗をかけば水分だけではなく塩分などのミネラルも同時に身体から放出されているので水分だけ補給してもダメで、大量の汗をかいたときは、塩分の補給が必要。スポーツドリンクが良い。スポーツドリンクには塩分等の電解質が含まれている。100mlの水に塩0.3g程度の塩分の濃度が身体に一番吸収されやすいと言われる。アルコールは脳の熱のコントロール機能が低下し、脱水症状を助長する事に留意。酒を飲んで高温のサウナに入るのは自殺の実験をしているようなもの。但し、日常生活でスポーツドリンクを飲み過ぎると塩分の他に糖分を摂りすぎることになるから、スポーツドリンクは運動時のみにする。

をごく少量なめるのも良い。又は0.2%-0.3%程度の薄い食塩水の補給。スイカに塩を振りかけて食べるのは理にかなっている。(血圧の高い人、心臓病・腎臓病の人は医者に相談) たくさんの塩の摂取は体内の塩分濃度調節作用で排泄が促進されたり、高血圧を促進するので逆効果。

夏場食欲不振で食事の量が少ない時は、必然的に水分摂取も少ないので脱水状態が始まっているから、積極的に水分を摂らねばならない。脱水状態では血液がどろどろになり血小板が変化し、血液が固まりやすくなるので心筋梗塞にもなりやすくなる。

☆暑い日の運動や作業(労働)

暑い日の運動や作業(労働)には特に注意。炎天下の持久走は特に危険。急速に体温が上昇し易い。防止策は休みを頻繁に取り、水や塩分を十分に補給することで熱の発生を抑えること。休息するだけでも体温はすぐに下がる。
運動前に500ML飲み、運動の合間、15分毎に150-200MLを追加すると良い。

気温が31度以上になれば、熱中症の危険が高くなるので激しい運動や持久走など熱負荷の大きい運動は避ける。もし、運動する場合には積極的に休息をとり水分補給を行う。体力の低いもの、暑さに慣れていないものは運動中止。35度以上の時は、原則として運動は中止する。

☆寝るとき:

熱帯夜が続くような時、クーラーが嫌いな人は特に注意が必要。クーラーをつけずに暑い部屋で寝ていると熱中症になることがある。湿度が高いと汗が出てもなかなか蒸発しないので体温が下がらず、熱中症になりやすい。せめて寝る前にクーラーで部屋・布団・枕を冷やしておくのは予防に有効。(設定温度は28度で夜中の2-3時まで) 窓を開けて風通しを良くして寝ると汗が蒸発して体温が下がる。

寝ているだけで300-500ML発汗するので補充すること。→熱中症対策ドリンク:水500ML+塩0.75G+蜂蜜大さじ1+レモン汁大さじ1を300〜500ml準備
ホットカーペットなどに高齢者、泥酔者、乳幼児を寝かせるのは危険。但し、クーラーを朝までつける時は、体に直接風が当たらないようにして、朝方タイマーで切るとか、隣の部屋のクーラーを付けるなりした方が安全。

寝る前の注意事項を確認しておこう:

  1. 寝る前に、水をコップ1杯飲む。
  2. 枕元に熱中症対策ドリンク:水500ML+塩0.75G+蜂蜜大さじ1+レモン汁大 さじ1を300〜500ml準備すれば尚良い。スポーツドリンクでも良い
  3. エアコンをつける、27度〜29度にセット、風は人間に直接向けない、タイマー活用
  4. エアコンを付けないときは窓を開ける。扇風機を弱で風向きは壁に当てる
  5. 吸湿性の良いゆったりした服装をする(汗をよく取る服装)
  6. 枕元に温度計、湿度計又はh置型熱中症計(下記)を置く
    温度が30度以上、湿度が60%以上なら要注意。除湿器を活用すると良い
  7. 高齢者は喉が渇いてなくても努めて水分摂取する
  8. 寝る前に酒はのまない。ビールは利尿剤で尿がたくさん出てかえって体内の水分不足になる。

※お勧めの温湿度計: セイコークロックSQ670S

・温湿度表示
・アラーム2個、ダンダントーンアラーム(4段階)
・電波修正機能
・表示文字が大きく、夜間ライト点灯機能で暗いところでも時刻や温度などがよく見える
SEIKO (セイコークロック) 目覚時計 デジタル 電波時計 温度・湿度表示 常時点灯 SQ670S

☆湿度に注意:

気温が低くても湿度が高いときは危険。25度で死亡した例もある。特に梅雨明けのどんよりと曇って蒸し暑いとき。⇒湿度が高いと汗が蒸発せず、熱が体外に逃げないので体温が上昇する。

☆高齢者

高齢者は喉が渇く感じが鈍っていることも多く、水分を摂らず結果的に脱水状態になっている事があるので、喉が渇いた感じが無くても適量の水分を積極的に摂る習慣が必要。気温30度以上、湿度65%以上の場合は、時々検温し37.5度以上の場合は熱中症を疑い予防策を講じる。→麦茶、梅干し、アイスノン等でワキや太股を冷やす等々。

熱い風呂に長く入らない。→温めのお湯に短時間。

熱中症は徐々に起きて1週間後に分かるケースもある。自宅にいても暑くて、微熱が出たり、頭痛がしたり、食欲不振になる。熱中症とは思わないから静かにしているが治らない。体の中の水分が徐々に減って脱水症状がひどくなると、立ちくらみ、頭痛、吐き気、意識障害、痙攣が起きるようになる。こうなれば熱中症を疑って救急車で病院に。最初に、元気が無くなってから1週間経っていたというような事もある。

心臓の病気等で利尿剤やβブロッカー(脈を抑える効果がある)を常時使用している人は、高温多湿の環境での作業は避けること。

☆乳幼児

乳幼児は大人のような体温調節機能が発達していないので、部屋の温度が高かったり、厚着させれば当然体温が上がる。従って、乳幼児をホットカーペットの上で寝かせたり、自動車内には例え短時間と言えども放置してはならない。夏でなくても春や秋でも天気が良く太陽が照り続けていれば、車内温度は60度にもなるので子供は耐えることが出来ず死亡してしまう。車を離れるときは例え短時間のつもりでも、また、それほど気温が高くないと感じても、必ず子供を一緒に連れて行くように心がけたい。

又、子供をベビーカーなどに乗せて戸外に出るときは、路面温度が40度なら、大人の高さでの体感温度が30度でも、路面に近いベビーカーの子供は33度の温度になるので要注意。

万一、乳幼児に熱中症の兆候が見られたら軽く考えず医療機関を受診するのがよい。

携帯型熱中症計:

猛暑のせいで2010年は熱中症が激増している。そこで最近流行の「携帯型熱中症計」を買ってみた。気温と湿度を計測して、5段階で現在の安全度を表示するもの。
1.ほぼ安全、
2.注意、
3.警戒、
4.厳重警戒、
5.危険

通常は、真下のボタンを押せば、その時点の温度、湿度が表示され、且つ、自分のいる場所の安全度が5段階で表示される。又、見守り機能をONにしておけば、センサーが10分毎に気温と湿度を計測して、熱中症の危険性をLEDライトの色とブザーで警告してくれる。

実際に使ってみると、今年は今の時期戸外はほとんど35度以上あって熱中症危険ゾーン。だから、見守りモードにすれば、10分毎にぴーぴー鳴って「厳重警戒」や「危険」の表示が出る。

問題は、警告は毎回続くとそれに慣れっこになってしまい、警告があまり気にならなくなり、又、周囲に人がいると音もうるさいからと、見守り機能をOFFにしてしまうこと。
危険とか厳重警戒が出ても一度自分が大丈夫だと、同様の警告が出ても無反応になって何の対策も取らないでいることが怖い。警報を侮らないことが大事。

この機器は、真夏の熱中症計としてよりも、いつでもどこでも温度や湿度を測れる「携帯型温湿度計」として活用出来ると思う。更に、現在の温湿度に加えて、「歩数計」や「防犯ブザー」の機能が付いていれば、熱中症としての季節商品ではなく、1年を通じて使える商品になると思う。機能の一層の拡充を望みたい。

商品概要:
  デザインファクトリー製:見守り機能付、ネックストラップ付き モデル6973
  AMAZONで2100円 重量25g 電源はCR2032電池1個
  見守り機能のないタイプは1,000〜1,500円程度。
  電話:0120-974-625 10:00-17:00(土日を除く)
  DESIGN FACTORY(デザインファクトリー) 携帯型熱中症計(見守機能付) ネックストラップ付 6973
 DESIGN FACTORY(デザインファクトリー) ハローキティ 携帯型熱中症計 ストラップ付 6968
 DESIGN FACTORY(デザインファクトリー) 携帯型熱中症計 ネックストラップ付き 6977

置型熱中症計 見守りっち(卓上&壁掛け両用タイプ) 日本気象協会監修

温度と湿度を10分ごとに計測して、熱中症の危険度をライトとブザーで知らせてくれるもの。

危険度は「ほぼ安全」「注意」警戒」「厳重警戒」「危険」の5段階表示。
いつでもボタンを押せばその時の温度、湿度を表示出来る手動計測機能有り。
乳幼児や高齢者の生活環境管理に使える。

原田産業(HARADA) 置型熱中症計 見守りっち 【日本気象協会監修】 MO-01
原田産業 置型熱中症計 見守りっち MO-01  

ひんやりタオル

管理人が最近購入したもので、お勧めできるのが、この(株)ヒラカワコーポレーションのひんやりタオル。32x80cmあり大判。吸湿性が良く、首にかけているとひんやり感があって気持ちがよい。結構大きいので、人によっては半分くらいに切っても良いかも知れません。私はこのまま使用しています。大きいので数時間は乾燥せず、裏返したりしながら使っています。冷感が何時までも続いています。冷蔵庫などには入れず水道水で濡らすだけで使っています。汗をかいたらタオル代わりに使います。シャツなどを濡らす心配はありません。メーカとは何の関係もありませんが、お勧めです。(ヒラカワ:0800-0000-906)
←写真はタオルを半分に折ったので32x40cmになっています。

ヒラカワ(HIRAKAWA) ひんやりタオル ブルー HT-BL (amazon)
【あす楽対応_関東】ヒラカワひんやりタオル(ブルー)【◇03】  (楽天)

日本生気象学会が勧める熱中症予防法:

熱中症予防のためには暑さに強い体を作ると良い。このためには、5月頃から汗ばむ程度のややきつい運動を一日30分行い、その直後に牛乳など糖質とたんぱく質を含む食品を摂取すると良い。これを週4日以上、1か月行うと血液量が増えるために汗をかきやすくなって、暑さに強い体を作ることができると言う。高齢者など体力に自信がない人には速歩とゆっくりとした歩きを3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」を勧めている。真夏になる前に朝夕散歩して汗をかいたり、熱い風呂に入って汗をかくと汗を出しやすい体になり、真夏の暑さに強くなる。

日本生気象学会のHPはこちら

※熱中症と脳梗塞は初期は鑑別が難しい:

滋賀県立成人病センターは脳梗塞の患者を熱中症と診断したため、後遺症が残り、500万円の損害賠償を払った。病気の初期はMRIやCTにも明確な所見が現れず、プロでも鑑別が難しいらしい。夏場に体調が急変したら熱中症と決めつけないことが大事。脳梗塞は冬場に多いが、脱水になりやすい夏場にも多い。特に、体の片側(腕や足等)に異変があれば脳梗塞を疑ったが良い。脱水防止と適度の塩分摂取が予防になる。

※隠れ脱水に注意

脱水症になりかけているのに、本人や周囲がそれに気がつかないため、有効な対策が取れていない状態を「かくれ脱水」と呼ぶ。隠れ脱水になっているかを簡単に知る方法がある。手の甲をつまんで反した時3秒以内に元に戻れば正常。戻らない時は隠れ脱水の恐れ。→早急に手をうつ。

参考情報:

熱中症のホームページ
熱中症の予防と治療関連グッズと図書
環境省熱中症予防サイト

私は普段からどこに行くにも350又は500mlのペットボトルを持ち歩き、ところ構わず飲んで水分を補給するようにしています。又、特にアウトドアで暑い事が予想されるときは帽子とスポーツドリンク(アクエリアスやポカリスエット)を持参しています。(熱中症や夏場に多い脳梗塞の予防に)

さて、先日、ある人が、あまりに暑い日や、熱があるときに冷ます方法として、“ウイダーinゼリーの空き容器に水を入れて冷凍させておき、必要な時に脇の下に挟めば体温が下がって気持ちがよい”と言われましたが大変良いアイディアだと思います。確かにアイスノン等の保冷剤を脇の下に挟むのは大きな血管を冷やすので全身の体温を下げる効果が早いと思います。

熱中症で病院に運ばれた患者はどう治療されるかと言うと、体温を目標体温まですみやかに下げるため、@冷却水の点滴、Aアルコールを浸したタオルを身体にかける、B扇風機であおぐ、C身体に冷却剤をのせる、D透析で血液を冷やす、E胃洗浄、Fカテーテルを中心静脈内に留置する「深部冷却法」、Gジェルパッドを装着させる「体表冷却法」、H身体を切って直接内臓を冷水で洗浄したりするそうです。

夏には膀胱炎が激増します。膀胱炎予防の決め手は、水分を多めに摂り、こまめにトイレに行って膀胱に大腸菌が繁殖するのを防ぐことです。水分摂取はあわせて熱中症の予防にもなります。

更新履歴:2001.8.1作成/・・/2014.7.17/2016.7.8

この頁は書籍・文献・新聞・雑誌・テレビ報道などより得た情報や先生方から直接お聞きしたことを整理したものです。医学の進歩は日進月歩であり、新しい治療法が見つかることも、また、従来の治療法が否定されることもしばしばあります。本欄を常に最新の情報に更新することには個人のHPでは限界がありますので記載内容の最新性、確実性が常に保証されるものではありません。また、対処法は個人の症状や体質などにより違ってきますから、この情報による効果や影響に関しては個人の責任と判断で行ってください。情報の利用の結果、万一、利用者に不都合、不利益が起きても一切の責任は負えないことをご了承下さい。記述は正確を期していますが、間違いにお気づきの場合は、「okiちゃんの趣味のアルバム」Top Pageよりメールをお寄せ下さい。

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