特徴・現状 |
- これまでは医師の使用順位第2位だったが、最近は5才以上ではイナビルに代わった。
- 使用実績が多い
- 耐性ウイルスが少ない
- 服用方法が面倒で小児には使えない。通常5才以上で使用可能
- 10代ではタミフルは原則使用できないので、イナビル、リレンザが選択される
- 予防投与が可能
- 解熱が早い(下記)
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- 今でも10-19才の年代を除き全年代で医師の使用順位が1位
- 使用実績が豊富
- 幼児・子どもにも使いやすい(10-19才は不可)
- エビデンスが豊富
- 耐性ウイルスの出現が懸念される
- 吸入が困難と思われる1〜4、5歳ではタミフルが1位、次いで、リレンザ、ラピアクタが選択されている。
- 高齢者ではタミフル⇒イナビルの順
- 予防投与が可能
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- 1回の点滴で済むメリットがある
- 入院患者の第一選択肢
- 重症で生命の危険がある患者の第一選択肢として使われることが多い
- 吸入が困難な1〜4、5歳はタミフルが選択されることが多い
- 成人の基礎疾患を有するいわゆるハイリスク患者には、早期にラピアクタの使用が考慮されてもよいと考えられる
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- 2012年は使用順位が2位に上がっているが、今後更にこの傾向は高まりそう
- 1回の吸入で済むメリットがある。タミフルのような飲み忘れがない。
- 10代ではタミフルは原則使用できないので、イナビル、リレンザが選択される
- 単回の吸入(8吸入)で済むが、反面、吸入の失敗が治療効果に大きく影響するデメリットがある。このため、実際は薬局の指導でその場で吸入することが多い。→事前に吸入の可否を確認する目的で吸入確認用笛が提供されるようになったのでこれで上手くいけばイナビルは使用可能。5才以上はほぼ100%吸入可能と言われる。
- 耐性ウイルスの報告がない
- 薬価は少し高め
- 翌日には解熱する事があってもウイルスは体内に残り、他人に感染させる恐れがあるので、登校などは控えること。
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| 備考 |
5才以上で使用可能。Aソ連型及びA香港型に適応。タミフル耐性ウイルスに効果。
従来タミフルと比べて使用方法が面倒なことからあまり使われなかったが、@タミフルの異常行動問題、及びAタミフルのAソ連型(AH1亜型)の耐性化問題以降は、見直されて使用量が急激に増えた。吸入により上気道に作用するため、胃腸を痛める等の副作用が生じにくい。 タミフルに比べて耐性が生じにくいと言われる。今後、タミフル耐性化が日本でも蔓延してタミフルが効かなくなればリレンザが使われることになる。リレンザがすぐに入手できるように生産供給体制を強化する必要がある。
B型インフルエンザに対してはタミフルよりは有効性が高いと言われ第一選択薬として考える医師もいる。未成年者の服用の場合、異常行動の観察が望ましい。
インフルエンザの治療薬「リレンザ」と「イナビル」の投与開始から3時間ごとの解熱症例の割合を見たところ、リレンザの方が有意に解熱症例の割合が多いことが分かったと2011年9月18日第25回日本臨床内科医学会で発表された。
A/H1N1(2009)はリレンザ、イナビルどちらも解熱時間は遜色ない。H3N2はリレンザがイナビルより解熱が早い。B型ではリレンザが圧倒的に解熱が早い。 |
発症48時間以内に服用。通常5日間服用するが、解熱したらやめても良い。
副作用として、異常行動や突然死の報告があるが、2009年4月厚生労働省研究班(班長=広田良夫・大阪市大教授)の最終報告書では、タミフルと異常行動の因果関係は否定できないとした。
2011.12.21「タミフルを処方された人の場合、容体が急変して死亡する危険性が、治療薬なしの場合と比べて、約3.8倍高いと推定される」と薬の安全性を調べているNPO法人「医薬ビジランスセンター」(大阪市)理事長の浜六郎医師らがまとめ、発表した。
10才以下の子供に服用させた場合は2日間は親が子供の行動を観察すること。現状では、1歳未満の子供や授乳中の人、10歳〜19才は服用しないが良い(10才以上はリレンザは使える)。
注意:ソ連型はほぼ100%耐性。A香港、新型、B型はまだ頻度少ない。(2010)
国際研究グループ「コクラン共同計画」は2012年1月、タミフルの使用で、インフルエンザの症状が21時間ほど早く収まる効果は確認されたものの、合併症や重症化、入院を防ぐというデータは見つからなかったと報告した。 |
2010年1月承認。 タミフル、リレンザに続く第3のインフルエンザ治療薬となる。
せきがひどいなど、口から薬を投与しにくい患者、 体が弱り薬を飲み込むことができないような高齢者、子どもにも投与が可能。
15歳以上に対して1回200mgを投与する。 注射1回で、タミフルを1日2回、5日間服用した場合とほぼ同じ効果が得られると言う。
新型インフルでタミフル耐性(2010/9現在1%程度)のものにはラピアクタも耐性を持つので効果がない。
通常は入院患者対象。小児の適応追加承認取得。
有効期間が短く、備蓄には適さない。
米国では正式承認が下りていない。Biocryst社も承認取り下げ示唆。(2012/11) |
4番目のインフル治療薬。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は第一三共が開発した純国産のインフルエンザ治療薬「イナビル吸入粉末剤20mg」(一般名・ラニナミビル)の承認を了承した。2010年秋発売予定。リレンザと同様、口から吸入するタイプ。タミフルやリレンザは1日2回、5日間の服用が必要だが、イナビルは1回の吸入で済むのが特徴。A型とB型のインフルエンザに効く成人と小児向けの吸入薬。成人と10歳以上の小児は専用のデバイスで40mg、10歳未満の小児は20mgを単回吸入投与する。
吸入方法はこちらを参照。1回完結なのできっちり吸入しよう。
有効期間が短く、備蓄には適さない。
解熱時間はリレンザが早い(左記参照) |