白い毒キノコ「オオシロカラカサタケ」が長雨に集団発生 2026.9.15

要注意、道端に生えたオオシロカラカサタケ。

 9月5日(土)午前9時、桐生みどり消防署前の道を桐生方面に向かっていると、岡登用水三俣分水を過ぎて2つの池と道路の間の芝生の上に、雪のように白い姿が点々と見えました。「なんだろう?」と気になり、午後1時過ぎ、桐生から帰るときにその“かわいい”40〜50本の白い集団の姿を撮影し、調べてみました。それは、公園や道端の草地など身近に生える白い毒きのこ「オオシロカラカサタケ」でした。

 平尾信三氏(NPO法人千葉県森林インストラクター会会員・日本菌学会終身会員)の説明を一部抜粋します。

 「観察対象としては非常に面白く写真映えするきのこで、危険性を理解したうえで『見るだけ・撮るだけ』に徹すれば、自然との安全な関わり方ができます。熱帯〜亜熱帯に見られるキノコで、日本では南西諸島でよく見られ、本州でも散発的に発見されていましたが、温暖化の影響か分布は北上し、西日本から関東まで極めてふつうとなり、北陸や東北でも発生が確認されています。春から秋まで見られ、腐生菌で腐植の多い地面から発生しますが、林よりも公園の芝生、校庭、路傍、もみ殻などによく見られます。地球温暖化とヒートアイランドのような都市環境に適合したキノコかもしれません。」

 「この『オオシロカラカサタケ』は強い毒性を持つキノコです。嘔吐と下痢が交互に襲い、激しい腹痛もあり、地獄の苦しみのようです。身近で見られるキノコですが、絶対に試食などしてはいけません。」

 「オオシロカラカサタケ」の駆除は、手袋を着用し、胞子を飛ばさないようビニール袋で覆って根元から抜き、密封して可燃ゴミとして廃棄する方法が推奨されています。 公園や庭での発生例では、素手で触らず、踏み潰さず、胞子拡散を防ぐことが重要とされています。

 これも地球温暖化、最近の雨続きの異常気象の影響なのでしょうね。
 

 

 

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