団体の活動発表と講演、東公民館で公民館大会を開く 2026.3.24
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| 公民館の役割について講演をする荻野さん。 |
令和7年度みどり市公民館大会が3月15日(日)、みどり市東公民館で開かれました。地域で活動する3団体の活動発表のほか、日本女子大学人間社会学部教育学科准教授の荻野亮吾さんの講演が行われ、公民館関係者や社会教育に関心のある市民ら約70人が参加しました。
今回の公民館大会のテーマは「住んでよかった 出会えてよかった 地域をむすぶ、人をむすぶ公民館」を掲げ、地域にもう一度目を向ける中で地域づくりや人と人とのつながり、そこでの公民館の役割を考えることを目的として行われました。
開会行事では、実行委員長の小澤やす子さんが開会のあいさつと大会の趣旨を話した後、須藤みどり市長が祝辞を述べ、続いて金高教育部長が保志教育長の祝辞を代読しました。
前半の活動発表では、ハンドベル演奏を行う「エンジェルベル」の渡辺好恵さん、星野富弘作品の朗読を行う「杲(ひので)の会」の大渕登喜子さん、新井恵子さん、花桃街道整備を行う「大畑しだれ桃の会」の山口雅道さんがそれぞれの団体の活動のようすなどを発表しました。「エンジェルベル」の渡辺さんは、「ベルの優しい音がみんなを優しい気持ちにしてくれる」と話し、仲間がいることの喜びを話しました。「杲の会」の大渕さんと新井さんは、星野富弘さんの命をいとおしむ気持ちを伝えることにやりがいを感じていることなどを話しました。「大畑しだれ桃の会」の山口さんは、活動が1本の苗木から始まったことや草刈りなどの作業は会員が自主的に行っていることなどを話しました。会場からは、花桃街道の取り組みが1本の苗木から始まったことに驚きの声が聞かれたり、長く続けることの秘訣に関する質問などが出されていました。
後半は荻野さんの講演が行われました。荻野さんは各地で地域づくりを応援する取り組みにも積極的に行っていて、公民館活動の意味やサークル・グループでの仲間づくり、ゆるやかな関係を紡ぐ居場所づくりなどについて話しました。荻野さんは、初めに、「人は意外と地域のことを知らないので、『伝える』『つながる』ことができる今回のような機会は大切」と話し、また、これまでは地域の組織への「所属」をもとにしたつながりだったものから、関係は「選択」するものに変化してきていること、趣味や関心でつながるグループ・サークル、人と人が緩やかにつながる居場所、人と人をむすぶ対話の機会など、これからの社会の流れは「所属」から「接続」へと変わってきていることなどを話しました。公民館の役割は「地域のむすびめを紡ぐ」ことで、サークルやグループを作り出して仲間づくりの後押しをすることや、地域にゆるやかに集まれる場を作ること、次世代に向けた活動(様々な世代の対話の機会・多様な接点)に取り組むことが大切だとまとめました。
少子高齢化の進行や近年の新型コロナウイルスの影響などで地域社会は大きく様変わりしてきています。そのような中で公民館はどんな役割を果たせるのかが公民館大会の大切なテーマです。地域の団体にあらためて目を向けたことや荻野さん講演が、これからの公民館にとって新たな視点を与えてくれたのではないでしょうか。
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| エンジェルベルの活動について話をする渡辺さん。 | 詩の朗読を混ぜながら話をする大渕さんと新井さん。 |
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| 花桃街道の話をする山口さん(中央)。 |




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