みどり市笠懸町に初雪 〜野山がうっすらと雪化粧 2024.1.23

庭先や畑などが白くなりました。
一時は本格的な降り方でした。

 みどり市笠懸町で1月16日(火)にこの冬の初雪が降りました。これは昨年より6日遅く、一昨年より25日早い記録です。

 この雪は、冬型の気圧配置と強い寒気の張り出しによるもので、震災のあった北陸や関東北部、甲信越地方に大量の雪を降らせた雪雲が、強い西北西からの季節風によって山を越え、みどり市上空にまで流れて降雪となったものです。

 笠懸地域では、日の出前から雪が風花のようにチラチラと間隔を空けて舞い始め、8時30分ころには草木を白く薄化粧させるようになり、9時を過ぎると畑や庭先にも薄っすらと積もるほどになりました。その後、雪は降ったり止んだりを繰り返しながら徐々に弱くなり、昼頃にほぼあがりました。

 積雪は最高では5o程度でしたが、降りながらも融けて、最終的には積雪無しとなり、せっかくのお湿りでしたがこの地方の乾燥注意報を解除するほどには至りませんでした。

 春先に薄っすらと積もって、すぐに溶けてしまう雪のことを「淡雪」といい、春の季語となっていますが、今は小寒の時期。これからが大寒で、地震で被害を受けた能登地方の人たちのことが気にかかります。

 

 

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