4年ぶりに区民で餅つき 〜笠懸町2区 2024.1.16

呼吸を合わせてぺったん、ぺったん。
みんなでついたお餅の味は最高です。

 新型コロナの前は恒例事業として行われていたみどり市笠懸町第2区(水野知男区長)の餅つきが1月7日(日)、同区公民館で4年ぶりに行われました。主催は同区の青少年育成推進員で、婦人会員が餅米をふかすなどの下準備を行い、育成会も集まった子どもたちのために綿飴を提供していました。

 用意されたのは10kgの餅米で、4回に分けて臼と杵による餅つきが行われました。最初は大人によって行われ、2臼目からは子どもや保護者などが交互に杵を持ち、交代で作業を行いました。慣れない餅つきに、「お父さん頑張れ」のかけ声が上がり周囲を和ませていました。

 できあがった餅は一口大に分けられ、あんこやきなこ、大根おろしを絡めた3種類で、会場に集まった100人ほどの区民に振る舞われました。自分たちでついたお餅をおいしそうに頬張る子どもたちの笑顔が印象的でした。

 「以前は繭玉飾りなどもつくっていたが、作れる人がいなくなった」と水野区長。また、他の役員は、「事業を引き継ぎ継続していくことがたいせつ」と話し、コロナウイルス感染症の影響で地域の事業継続が難しくなっていることがうかがえました。なお、これまで新年の事業として行われていた書き初め会は年末の12月24日(日)にすでに行われています。水野区長は、「12月にやっているから書き初めにはならないけど、やれるだけ良いよね」と話していました。

 

 

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