岩宿駅周辺まちづくりワークショップを計画 〜みどり市 2022.6.28

岩宿駅を核としたまちづくりが進むでしょうか。

 みどり市は7月2日 (土)午後3時から、第1回の「岩宿駅周辺まちづくりワークショップ」を笠懸公民館交流ホールで行います。主催はみどり市都市計画課。

 今回のワークショップのねらいについて市は、「『岩宿駅を核とした総合的なまちづくりプラン』の策定に当たり、地域との関わりが深い方から、誰もが感じているような客観的な意見、アイディア、要望等を伺い、地域のにぎわいづくりや拠点施設へのアクセス性向上といった、目指すべきまちの方向性を整理し、誰もが暮らしやすく交流が盛んとなる『まちづくり』のプランを取りまとめるとともに、市民と協働した『まちづくり』に向けて意識の共有と醸成を図るもの」としてます。参加するのは関係行政区の区長や地域活動団体等から推薦された人のほか、小中学校のPTAや商工会関係者を予定しています。

 グループでの作業では、地域住民の視点、子どもたちの視点、にぎわいづくりの視点、まちづくりの視点の4つがあげられています。グループでの討論を経て意見交換を行い、参加者全員で成果を共有していきます。プロジェクトの説明は、コンサルタント会社の(株)建設技術研究所が行い、進行は前橋工科大学の森田教授が務めるほか、まちづくりの視点には前橋工科大学の学生が参加し、各グループのリーダーを務めることになっています。

筆者も参加

 行政区からの依頼で、筆者もこのワークショップに参加することになりました。参加するに当たり少々気になるのは、地元地域にあまり縁のない企業や大学の主導でワークショップが進むことです。

 すでに駅の利用者やSNS等でアンケートを採っていて、実態の調査や課題の把握を行っているとは思いますが、住民個々の意見を参考に、都市計画が不十分な本市でどのような将来像を描くのか、進行側の俯瞰的なとりまとめに期待するところです。