“実りの秋” 稲を守るのは昔は案山子、今はカイト鷹 2021.9.21

 
悠々と舞い稲を守るカイト鷹。

 みどり市笠懸町鹿の通称“大田んぼ”は実りの秋を迎え、稲が色づき始めました。その上を大きな鳥の形をした凧のようなものが風に吹かれて舞っていました。

 この凧はスズメなどの被害を防ぐ防鳥具で、「カイト鷹」と呼ばれ、大きさは幅180cm×82cm、ポールは4mほどあり、風が吹くと悠々と舞います。この凧が設置されていない畑にはたくさんの雀が群れていて、効果があるのだと思いました。農協さんにうかがったところ、今年登場したそうです。

 鳥被害防止のため、以前は人型の案山子が田んぼを見張り、工夫を凝らした案山子を見るのも楽しみでしたが、最近は目にすることが少なくなりました。