基礎と実践を3日間で学ぶ 〜グラウンドゴルフ初心者教室 2021.7.27

初日は基礎を学びました。

 ゲームの普及を兼ねて、令和3年度グラウンドゴルフ初心者教室が7月21日(木)〜23日(金)の3日間、笠懸公民館で開かれて、22人の初心者が参加し楽しみ方を学びました。

 この教室はみどり市グラウンドゴルフ協会認定普及指導委員会が、コロナ禍で休みがあったものの原則毎年開いているもので、うまくなる、強くなるためのものではなく、グラウンドゴルフの普及と高齢者間のふれあいなど交流会的色彩を持ったもので、グラウンドゴルフを始めて3年以内程度を対象者に開かれました。

グラウンドゴルフは、直線距離で15、25、30、50m先の各ホールにボールが静止するまでの合計打数で競われ、少ない方が上位となります。ルールはごく簡単で、高度な技術を必要とせず、しかも全力を出す場面と集中力や調整力を発揮する場面などがあって、高齢者を中心にブームとなっています。

 教室では、初日に視聴覚室で開講式と用具の説明、スコアカードの記入方法、ルールとマナー、エチケットなどを2時間ほど学び、2日目は常設のあすかホールグラウンドゴルフ場で実技が行われ、ルールやマナーを具体的に学び、3日目は試合形式での実践練習です。練習後には公民館で閉講式が行われました。

 実践練習では何回か空振りをしてしまう本当の初心者がいたり、ホールインワンを2回も出すつわものがいたりとこもごもでしたが、皆さん会話も交わしながら炎天下にもかかわらず楽しそうな表情でプレーに興じていました。実践練習で、24ホールを59点と最高成績を収めた8区の男性は、「クラブをネットで買って1年足らずですが、仲間も増えて最近はとても楽しくプレーしています。体力的に“山のゴルフ”はもうできませんが、そろそろ協会の大会にも出てみようかと考えています」と、グラウンドゴルフをきっかけに、年老いてますます元気なようすを話してくれました。