コロナ禍でも災害はいつ起こるか分からない 〜2区防災訓練 2020.12.8
危険個所を確認しながら歩いて公民館に集合。 |
11月29日(日)午前9時30分から、みどり市笠懸町第2区で区民防災訓練が実施されました。新型コロナウイルスの影響で今回は“防災散歩”とし、震度6強の地震が発生したことを想定し、危険箇所を確認しながら公民館グラウンドまで徒歩で集合することとしました。
防災委員長でもある区長の早川さんは、「毎年恒例の防災訓練ですが、コロナ禍で密にならないように防災散歩としました。自宅から避難所までの経路を一人ひとりが確認しながら公民館まできてほしい」と役員にむけてあいさつしていました。参加した約70人の区民は公民館に到着し次第、受付とアンケート記入を行い、非常食と記念品を受け取って流れ解散という感染症予防に配慮した取り組みでした。
親子連れの参加者は、「回覧板で防災訓練を知り、ふだんは全然意識していませんでしたが、歩いて公民館まで来たことで経路を確認することができました。非常袋やライト、水、カンパンなど100均で揃えられる防災グッズの展示もあり、勉強になりました」と話していました。籾山防災副委員長は、「市の避難所マニュアルを基に2区独自の避難所マニュアルを作り、自分たちでできることをやっています。今回はインスタポイントとして簡易トイレも設置してみたりと新しいことにも取り組みました」と話してくれました。
自主防災組織がない行政区もあるみどり市。これからの防災組織のあり方を考えさせられました。