みどり市内でも感染者が急増 〜市政報告会は延期に 2020.12.8
みどり市では、市内で新型コロナウイルス感染者が急増していて、クラスターも発生していることから、12月6日(日)から12日(土)の間に開催を予定していた市政報告会を、感染症の拡大が落ち着くまで延期することを11月27日(金)に発表しました。
群馬県でも新規感染者が急増していて、11月27日(木)には警戒度を「2」から「3」に引き上げられ、同日にはみどり市内の飲食店で従業員6人の感染が確認されるクラスターと思われる事例があったことが発表されました。そのほかみどり市内では27日に3人、28日に5人、29日に1人、12月1日に4人、2日に3人、3日に3人の感染が発表され、その時点で市内の感染者は43人に達しました。
→市内における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況(みどり市ホームページ)
市の施設も休館や利用制限、イベントも中止に
県の警戒度が「3」に引き上げられたことを受けて、みどり市では「高齢者や基礎疾患のある方などハイリスクの方には、不要不急の外出は自粛していただく」として、一部の市施設において休館または利用制限を設けました。
福祉施設では、「温泉施設かたくりの湯」が開館時間を午後3時から午後9時まで、65歳以上または基礎疾患のある方は利用不可となりました。期間は12月1日から当面の間となっています。また、「みどり市立厚生会館」でも、65歳以上または基礎疾患のある方は利用不可で、こちらも12月1日から当面の間となっています。
高齢者施設では、「大間々老人憩いの家」「いきいきセンター(介護予防複合施設)」「東老人福祉センター(まごころ)」の3施設はともに休館となっていて、期間は11月29日から当面の間となっています。そのほかの施設でも、体温測定や、マスクの着用、発熱・咳等、風邪のような症状がある場合は利用を遠慮するよう呼びかけているほか、高齢者や基礎疾患のある方は施設利用を慎重に判断するようお願いをしています。
イベントについては、令和3年の新年賀詞交歓会が中止、福岡中央小学校閉校記念式典と学校見学会が延期になっています。また、みどモス着ぐるみの貸し出しが当面の間取りやめとなっています。
高齢者は新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いことから、高齢者施設の休館はやむを得ないこととはいえ、見守り活動が難しい状況にあるほか、独居老人の心のケアなど多方面に影響が及んでいます。
→市施設の開館・休館、イベント等の中止・延期に関する情報(みどり市ホームページ)