岩宿の里公園古代畑でサトイモの収穫体験 〜米っこクラブ 2020.12.1

みんなで収穫したサトイモ。

 11月21日(土)午前10時から、岩宿の里公園古代畑に親子11人が参加して、古代米の会のボランティアの手伝いを受けながらサトイモの収穫体験が行われました。

 今年度は新型コロナの影響で、岩宿博物館の農業体験学習「米っこクラブ」は10月3日から12月6日までの4回のスケジュールで開催しています。また、コロナの影響により中止の可能性もあるため通年参加のみの募集とし、単独での参加募集はありませんでした。

 2回目に予定していた稲刈りは雨のため中止でしたが、3回目のこの日は強風が吹く中でしたが晴天でした。収穫されたサトイモのケバとひげ根をとり、親芋、子芋、孫芋に分けましたが、新里東小学校4年のAくんは、「里芋はきらい、ねばねばしていて気持ち悪い」と大きな親芋を眺めていましたが、同じ小学校のBくんは、「ぼくは手袋をはずしてやりたい」といいながら軍手で孫芋を持っていました。Aくんは、「シュウ酸があってかゆくなるからだめだよ」と、今日の収穫の注意事項を忘れていませんでした。

 古代水田の米も古代畑のサトイモも、例年通り古代米の会の人たちが作付けして収穫を迎えました。今年のサトイモは植えつけ後に日照りが続き、収穫量は多くなかったそうですが、参加者で、それぞれ家に持ち帰りました。