新型コロナウイルス感染症対策に3.5億円の追加補正 2020.7.7

 

 みどり市はこのほど、令和2年度第4次となる新型コロナウイルス感染症対策の追加支援策として3.5億円の追加補正を取りまとめました。

 今回の補正は、国の新型コロナウイルス感染症に係る2次補正の成立を受けた関係経費の補正のほか、市内経済活動レベルを引き上げていくための緊急的補正予算となります。

 国の支援としては、一人親世帯への支援として1世帯5万円+第2子以降1人に付き3万円の加算、収入減少世帯に5万円などの支給金5,724万円のほか、生活困窮世帯への支援として776万円が盛り込まれています。

 市独自のものとしては、市内の経済活性化策として2億6,664万円の予算を組み、市内全業種で利用可能な応援券を配布します。これは全市民を対象にしていて、夫婦と子ども2人の標準世帯の場合1人あたり5,000円×4人で2万円分が配布されます。

 感染リスク軽減策としては738万円の予算で小中学校などの市有施設の水道蛇口をハンドル型からレバー式に交換します。接触面積を減らすことで感染リスクを低減するものです。避難所環境整備としては段ボールベッドやレインコートなど、災害用備蓄品整備として302万円を確保しています。

 また、“withコロナ対策”として消毒液やマスク拭き取りペーパー、フェイスシールド防護服などの消耗品として一部国の予算を含み911万円が組まれ、図書館では返却された図書を消毒する機器の購入費用として195万円が組まれています。

 →第4次補正予算の概要(PDF)