みどり市でも様々な施策 〜宣言解除で図書館が開館 2020.5.26
再開した図書館では入り口で検温、手指消毒などを実施。 |
新型コロナウイルスの緊急経済対策として、全国民に10万円を配る「特別定額給付金」については、みどり市では5月1日(金)からオンライン申請の受け付けを開始し、郵送による申請のための申請書等は5月18日(月)に各世帯に発送されました。初回振込日を当初5月28日(木)としていましたが、オンライン申請分のみ5月21日(木)に前倒しし、その後は5月28日(木)より順次8日、18日、28日に振り込みを行っていくこととしています。
市では様々な施策を講じており、内定取り消しを受けた学生等を対象に市役所で働く会計年度任用職員(事務補助・非常勤職員)の募集も期限を随時と変更するなどの対応をとっています。
5月24日(日)からは市内在住者、在勤者を対象に、笠懸公民館、大間々保健センター、東支所の3ヵ所で除菌効果のある次亜塩素酸水(微酸性電解水)の無料配布を開始するほか、6月1日(月)からは「みどり市における新型コロナウイルス感染症対策・支援について【第2弾】」として、中小企業支援策として商工・サービス業者等に対し1事業者5万円の小規模事業者感染症対策協力金の申請や、医療・福祉施設従事者応援金(1人5000円)の申請がはじまるなど、複数の追加の施策が実施されます。
5月20日から図書館が開館 博物館・公民館も再開に向け準備
一方で、5月14日(木)に群馬県で緊急事態宣言が解除となり、県の「社会経済活動再開に向けたガイドライン」にそうかたちで、5月20日(水)から市内各図書館が開館しています。5月31日(日)までは平日・土日ともに午前9時30分から午後3時まで(月曜休館)、本の貸出・返却のみの対応で、滞在時間は30分程度、入館時に検温、健康状態申告書の記入、手指消毒と必ずマスクの着用をお願いしたいとしています。再開後最初の週末となった5月23日(土)は約160人が利用したということです。
社会教育課では、「図書館の開館は休館中から市民の要望が多くあった。状況を見て6月からは時間の延長を考えている。博物館や公民館についても、感染症対策を取ったうえでの再開に向けて準備をしている」と話していました。笠懸公民館では、感染症対策として入館時の検温やマスク着用、1回の利用時間や利用定員の見直しなどを検討しているということです。社会活動も徐々に再開されつつありますが、感染対策に施設側と利用者の双方に慎重な対応が求められそうです。
感染拡大の終わりが見えない中、市民の暮らしと気持ちに寄り添いながら、コロナ後にも備える戦略的な対策が各自治体に求められているといえそうです。