みどり市が新型コロナウイルス感染症対策本部を設置 2020.3.3
群馬県内ではまだ発症例が見られていないものの全国的には新型コロナウイルスの感染が拡大していて、国を挙げての流行の早期終息に向けた取り組みが始まっていることから、みどり市でも2月27日(木)午後0時30分、「みどり市新型コロナウイルス感染症対策本部」を、本部長を市長、副本部長を副市長・教育長、事務局を保健福祉部健康管理課として庁内に設置し、新型コロナウイルス感染症に関する対応方針をまとめ、発表しました。
発表は以下の内容です。
@市主催のイベント等については本日から3月26日まで、原則、中止、または延期
・日程を変えることが難しいものについては、参加者へ注意喚起を十分に行い、感染防止対策を徹底して開催することができる。
・競艇事業局においては、2月28日(金)から3月15日(日)までの開催については無観客で行い、競走場、外向発売所及び場外発売所については閉館。
A会議等については、市主催のイベント等に準じた対応とし、延期、中止、書面開催等を検討
B団体等主催のイベント等参集行事については、自粛(中止、延期または規模縮小)を協力要請
・開催の最終判断は主催者が行うものであり、開催する際は、手洗い、咳エチケット、発熱や風邪症状がみられる方の参加自粛等、感染拡大防止に最新の注意を払うよう指導
C職員の参集行事等については、自粛(延期または中止)を検討
※その他
市民の皆様にかれましては、手洗い、咳エチケットなど、一人ひとりが感染予防対策を心がけるようお願いいたします。
コロナウイルスの猛威を「非常事態」「国難」などという人もいますが、感染が全く見られていない県内・市内でのこうした対応は「過剰な反応」「冷静さを失った愚行」との声も聞かれます。一方、店の棚から、マスクやトイレットペーパーが消えるほどの市民の動揺ぶりからすれば、この対応は致し方ないのかもしれません。
いずれにしても、「戦わずしてコロナウイルスに負けた」との感が強いこのような右往左往は、一日でも早く収まってほしいものです。危機管理のあり方が問われています。