550人超がパルの舞台に 〜みどりジュニア音楽祭 2020.2.18

パルの舞台で繰り広げられた子どもたちの演奏。

 2月5日(日)、笠懸野文化ホール〔PAL〕で「第3回みどりジュニア音楽祭2020」が開催され、保育園児から高校生まで延べ550人を超える子どもたちが舞台に上がりました。インフルエンザの流行に加え新型コロナウイルスによる肺炎が連日ニュースに取り上げられる中での音楽祭開催でしたが、マスクの着用が目立つ800人を超える観客で賑わっていました。

 ゲストに東京パリアンサンブル(フルート・チェロ・ピアノ)とバリトン歌手大山大輔さんを迎え、オープニングは荒川洋作詞・作曲・編曲の『想いは空をこえて』をゲストといっしょに笠懸幼稚園と大間々町の小学生で合唱、園児も暗譜で歌っていした。次にゲストによるミニコンサートが行われ、プロの演奏に見入る前列の小学生たちの真剣なようすが伝わりました。バリトンソロの大山さんはビゼー作曲の『カルメン』から『トレアドール』を舞台から下りて歌い、素晴らしい声に会場は盛り上っていました。

 その後、保育園児、幼稚園児の合唱、合奏、小学生のマーチングや吹奏楽、中学校合同バンドの吹奏楽、中学校・高等学校合同バンド、ゲストの合同演奏が行われました。みどり市ではスポーツ・科学・芸術などの分野で国際的に活躍出来る人材育成を目標に「MIDORIジュニアアカデミー事業」を実施していて、音楽分野では東京パリアンサンブルの荒川洋さんが市内の音楽部、吹奏楽部の指導を行い、この音楽祭の監修も行っています。

 参加団体は、大間々南幼稚園 ・ 笠懸幼稚園 ・ 渡良瀬特別支援学校 ・ 大間々保育園・二葉保育園 ・ たけのこ保育園 ・ 大間々北小学校 ・ 大間々東小学校・中学校合同バンド(笠懸中・笠懸南中・大間々中・大間々東中)・中高合同バンド(笠懸中・大間々中・大間々東中・大間々高校)でした。