地域の安心安全を守る消防団 〜歳末夜警行われる 2020.1.7
市長らの激励巡回を受ける消防団員。 |
地域の防犯や、火災予防の啓発活動を行う歳末夜警が、みどり市消防団員らにより12月28日(土)から3日間行われました。
気温が0度近くまで下がった28日午後7時過ぎ、1区、2区、3区の地域を担当する第1分団では、年末の仕事を終えた分団員ら14人が詰め所に集まり、交代で消防車に乗務し、地域の見守りのため鐘を鳴らしながら巡回しました。
午後10時過ぎには、3行政区の区長らが激励に訪れ、また、10時30分には東町を起点に各消防団の激励巡回をした市長や議長、県議会議員、広域消防長らも訪れました。分団長から「異常なし」の報告をうけた須藤市長は、厳しい寒さなのかで市民の安全や火災予防の啓発活動を行っていることに対し感謝の意を伝えるとともに、励ましの言葉をかけていました。
課題となる団員不足
3行政区長と消防団員との間で話題にのぼったのが、新しい団員の補充問題です。消防団では、友だちや後輩などのつてで新しい団員を勧誘しているのが現状ですが、それにも限度があり、「行政区でも団員募集に協力して欲しい」などの意見が団員からありました。区長らは、自分の子どもやその知り合いなどから探す意向はあるものの、やはり団員を探すのは簡単ではないようです。
地域住民の生命や財産を守り、地域の行事にも警備活動として参加するなど、消防団は無くてはならない存在なだけに、地域全体として検討すべき課題になってきています。