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林道ツーリングのすすめ

 I梅田小平線

<詳細図>

 杉花粉が飛び始める直前の1月下旬に、本格的バイクシーズンに向けてのトレーニングをかねて桐生市川内町にでかけました。

 県道338号線を進み、川内北小学校の看板から2.3km、リハビリテーション病院の看板を目印に右折すると延長6.9kmの大崩林道です。【@地点】

 およそ700mで舗装は途切れ、しまったフラットダートが走りやすい。「ダート走行の勘を取り戻すのに最適」などと、思わずアクセルを開きスピードを乗せるものの、4kmほどで通行止め。沢の水で土砂が流され道路が途切れていました。

 川を渡り、70〜80cmの土手を上ることさえ出来れば先に進むことも出来るのですが、筆者にはステアケースという垂直の壁を乗り越えるテクニックはないし、単独走行での転倒は生命に関わる事もあるのでここは潔くUターンを決め込むました。

 県道に戻り2.3kmで川内町最後の人家を過ぎると鳴神山登山口となります。【A地点】

 ここを直進すると鳴神山、左の赤柴登山口方面へとハンドルを切ります。200mほどで舗装から荒れたダートとなります。大崩林道の鬱憤を晴らすようにアクセルを開き、次々とコーナーをクリアしていくと1.8kmでY字路(赤柴分岐)となり、左方向は真新しい舗装となっています。【B地点】

 ひとまず右に進みますが、轍は30〜50cmの溝になっていて廃道化していて、300mほどで道路は終点となります。

 先ほどの赤柴分岐から舗装林道に進みます。標識を見ると「林道梅田小平線」とあります。「小平」という名前から、大間々町の小平地区に抜けられることは想像できますが、梅田の意味は帰宅後に地図を調べて初めて納得。川内町の道路を奥へ奥へと進むと突き当たりは梅田町だったのです。

 梅田小平線は幅員4〜5m、直線部分はほとんど無く、曲線と曲線をつないだような道路ですがアップダウンは少ないです。人工物は道路以外は一切目にすることが出来ません。どこに行くのか解らない不安と、どこに抜けるのかを想像してわくわくしながら走ること8kmで人家が見えてきました。さらに2km進むと県道334号線、見覚えのある「電話でバス」乗り場の看板には「上田」の表記。左折すると700mで小平親水公園でした。【C地点】

 “川内の奥は行き止まり”と思いこんでいましたが、みどり市に抜ける林道梅田小平線という新たな発見がありました。

     
梅田小平線の起点。廃道化していてオフロードバイク以外の車両で通行できない。    鳴神山の上に上がる月。道路以外の人工物を見ることは出来ない。 

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