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林道ツーリングのすすめ

 D 田沢楡沢線


<詳細図>

 桐生市黒保根町の上田沢と下田沢を結ぶのが、田沢楡沢線です。国道122号線を日光方面に進むと、桐生市役所黒保根支所(旧黒保根村役場)を目印に水沼交差点を左折し道なりに進みます。5.4キロ程走ると道幅は急に狭くなり、いよいよ林道らしくなりますが、民家も点在するため控えめな運転が求められます。更に1.2キロ程の分岐点を楡沢利根村方面の看板に従って左折すると田沢楡沢線です。

 田沢楡沢線も軽自動車ラリーで頻繁に使われた所で、競技区間タイムは2000ccの高性能車よりも軽自動車の方が速いと言われるほど細く曲がりくねっているのが特徴です。風に舞う山桜の花びらを体に受けながら走ること5.3キロで林道の峠に到達し、下りになると同時に別荘地が現れます。さらに1.8キロで黒保根町と沼田市を結ぶ県道62号線に突き当たります。田沢楡沢線は、全長7.1キロと短いので、他の林道と組み合わせてコース設定するのも良いでしょう。

 この連載で「ラリー」と書くと「公道を猛スピードで走る」と思われがちですが、民家のあるところは指示速度が時速30〜40キロほどで、競技区間は完全に閉鎖された状態で行なわれます。近年、林道通行者のマナー低下などにより、一般車両の進入規制などの例もあります。また、田沢楡沢線は野生の猿や鹿の生息地にもなっています。自然と共存するようなゆったりとした気持ちでツーリングを楽しみましょう。(07.5.2)

林道脇の山桜

別荘地内を抜ける林道。桜の奥に見えるのが赤城山。

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