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林道ツーリングのすすめ

 B 小中新地林道

いくつもの小さな滝が連なる小中川。この少し下流が大滝。

 国道122号線を足尾方面に向かい、小中新地林道へは東町小中の信号を左折します。大滝と県道268号線の看板が目印です。

 道路が徐々に細くなり、人家も途絶える頃には本格的な山岳コースとなります。国道からおよそ7qで大滝の駐車場に到着。ここから300m走ると三叉路になります。この三叉路の右方向が前回紹介した西山林道で、左が根利牧場へとつづく今回の小中新地林道です。

 暖冬のため、雪は少ないだろうと勝手な予測をたてて左折。道路左側の小中川は抜群の透明度で川底までも覗くことができます。さらに進むと路面はアイスバーンへと変化してきました。コースを選びながら進むものの、二輪車では走ることはもちろんのこと、立つことさえも難しい状況です。路面の雪をよく見ると、動物の足跡がたくさん見られます。鹿やウサギなどの草食動物の他に丸っこいくぼみに爪の後が見られるのは、もしかしたら熊?アイスバーンでバイクごと崖下に転落した上に、熊と遭遇では命に関わるため、ここは潔くリタイアと決め込みました。

2輪車の雪道走行は転んでは起こす繰り返しで、ダルマの忍耐が必要。

 この林道は、大滝上の三叉路からおよそ5qの間は砂利道と舗装路がほぼ半々で、峠の頂点付近からは沼田市となります。2qほど下り、突き当たりを左折すると広大な根利牧場が開けます。そのまま道なりに進むと根利の集落で、皇海山への登り口にもなっています。皇海山へのルートは片品の吹割の滝へ続くおよそ40qの砂利道で、落石や倒木が多く、積雪も1mを超えるため、5月中旬にならないと通行不能だと思われます。(07.2.15)

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