林道ツーリングのすすめ

 ①　林道　小平座間線

赤城山と林道小平座間線

　飛び地合併とも言われるみどり市ですが、大間々町と東町をつなぐ唯一の道路が「林道小平座間線」です。小平鍾乳洞からおよそ3㎞の小平大杉を右折、さらに３kmほど走ると小平座間線となります。

　道路幅員はほぼ全域4m以上で、全線舗装されているため乗用車の通行も問題はありません。中・低速コーナーの連続でストレートは殆ど無く、枯れ葉や落石も少なくないためオーバースピードは厳禁です。

　小平鍾乳洞からおよそ13㎞で峠付近となります。左側遠方に見える見慣れない山は何と赤城山。全く見たことのない角度のためすぐには気付きませんでした。東町に入り、峠を下り始めると目に飛び込んでくるのは草木ダムと雪化粧をした男体山。2つの山の美しさに魅入られた後は慎重に山を下ります。

雪をかぶった男体山と草木湖

　15cmはあろうかという落石の他、道路の中央に出された小石など、バイクが転びやすい条件がいっぱい。さらに追い打ちをかけるのは濡れた枯れ葉です。枯れ葉は場合によっては雪と同じくらいまで摩擦係数が少なくなります。

　峠から9㎞、小平鍾乳洞から22㎞で突然視界が開かれると、そこにあるのは「ふるさと童謡館」。景色を見ながらのトレッキング速度、平均時速30kmで44分、途中景色に見とれても1時間のコースとなります。1時間で手に入れられる非日常に心が満たされました。

　「法律を守って走りましょう。自然保護のためゴミ等は持ち帰りましょう。」
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「Webタイムス笠懸」　みどり市笠懸町阿左美1103-2