■2002/12/17(tue) - 第3回 "ゲーム批評 SD Gundam GGeneration Neo (PS2)"
□公式ホームページ
半年ぶりなんですが、とりあえずいきなり方向性を変えて、最近やったゲームの感想っぽいことを述べてみたいと思います。
これはまあまあ人気があるシリーズの最新作で、初のPS2での発売となる作品です。まあ中身は、なんというかミッションクリア型のシミュレーションゲームです。前作までは、歴代ガンダムシリーズの名場面をステージ化したマップに、プレーヤーがオリジナルユニットを配置して乱入できる、というようなゲームでした。今回はそれがシリーズ初のオリジナルストーリーとなって帰ってきたみたいな話らしいです。僕はやったことないんですが、スーパーロボット大戦に似ている、とネット上では言われていました。今回は乱入というよりも最初から自分のユニットだけで戦っていく感じです。
で肝心の中身なんですが、これがなんというか・・・駄目だな、と(笑)。画像はもちろん3Dになって綺麗になり、それが戦闘シーンでは動いたりして、まあ楽しいわけなんですが、結局マップ数も減り(大体100以上あったのが24になりますた(涙))、ムービーも減り、ユニット数も減りで中身薄くなりまくり(笑)。マップ自体も狭くなったし、マップ上で自分が動かせるユニットまで減りました。特に開発できるユニットが激減したのはかなり萎えました。このゲームはユニットを組み合わせて新しいモビルスーツを開発していくことに一つの楽しみがあるんですが、その絶対数が減ってしまうとね・・・。さらにその開発も今回は制限がかけられていて中盤まで話しを進めないとできないんですよね(前作までは初めからできていたわけです)。これはどうなのかと。さらに売りであるオリジナルストーリーも「無理矢理歴代ストーリーをつなげました」的なつぎはぎ感がいかんともしがたいわけです。
まあ後ちょっと萎えたのが前作にくらべニュータイプキャラが弱くなったことかな。アムロクラスでも結構雑魚キャラの弾に当たって簡単に死にます(笑)。今回はニュータイプといってもサイコミュ兵器が使えるぐらいで、大して強くなく(前作まではニュータイプレベルに応じて攻撃、回避ともに修正値がついていました)、むしろオールドタイプで基本能力値高い方が使えます。例えば前作までは攻撃の回避率は、基本能力値にニュータイプレベルの修正がついていたんですが、最高の回避率(被弾率10%)になるとほぼ弾に当たらなかったんです。が今回はニュータイプレベルの修正が無くなったため結構当たります。にしても10%だからあたらなさそうなものなのに、実際のところ10%どころか30%以上の確率であたります(笑)。コンピューターの場合は10%程度で回避するので、ここら辺はよりプレーヤーの方に不利に当たり判定が働いているようです。まあゲームの難易度を保つためなんでしょうが、不公平感は残り、もっと他のやり方を考えるべきなんじゃないかと思います。
さらに不満と言えばプレーヤーの味方になるNPCが始まった瞬間に突撃して袋だたきにあい自滅するわけです(笑)。ウッソのVガンとかが4ターンぐらいでいなくなったりするんだよね・・・。
ガンゲーは信者が多い(僕みたいな馬鹿が多いんですね(苦笑))ので適当に作ってもそこそこ売れてしまうわけなんですが、ここまで手抜きだとさすがに腹立ちます。これから買おうという方には、相当なガンダム好き以外はあまりお勧めできないです。
■2002/06/15(sat) - 第2回 "プラグイン紹介@"
一応一人だけこの話題について反応があったので、ちょいと話を進めてみてみたりします。で具体的に幾つか紹介しようかと思ったんですが、実は種類別に分けて、お互いに比較しあったりするといいかな、とも思ったんですが、それを書くことはすごくダルいことに気づいて(笑)結局思いつくままに紹介するという最も非生産的な方法をとることにします。まあ気が向いたら適当にある程度まとめて比較するページを作るかもしれません。
とりあえず有名所から。
□maxim digital audio
わけがわからないぐらいやたらプラグインを公開しているサイト。フリーの音楽系プラグインサイトの中では超有名といっても良いでしょう。ここだけでほとんどの種類のエフェクトを手に入れることができます。質の方はまあフリーだけあってそうは期待できたものではありませんが、おもしろい効果のものもありますし、何より軽いので幾つか並べて使うことが手軽にでき、予想外の効果を得ることが期待できます。エフェクトだけでなくプラグインソフトシンセJX-10も公開しているので、そちらもダウンロードして使ってみるとおもしろいと思います。JX-10はユーザーの評価が非常に高い様で、cubaseがv5.1にヴァージョンアップした時にJX-16にパワーアップしてcubase専用プラグインとして付属した程です。
◇JX-16・・・16ボイスアナログモデリングシンセサイザー。
欠点としては、effectの方はedit画面に独自のものが無いため使いにくいことですかな。
□smart electron:x
今ではほとんど更新されてないみたいですが、ここのサイトも有名です。ここにも何種類かのプラグインがありますが、出音はどれも個性的な感じです。歪み関係が多く、作者もそこら辺にこだわりがありそうです。最も有名なのはH2Oというコンプレッサーでしょう。効き具合がかなり強烈で、原音重視なアレンジの場合は使えませんが、わざとらしいコンプ具合や変わった歪み具合が欲しい時などには適しているプラグインだと思います。cyanideはフィルターとディストーションが一緒になったLofi系のエフェクト。supaphaserはディストーション付きのフェーザー。これも使い方によってはなかなか使えると思います。
◇H2O
◇cyanide
◇supaphaser
□steinberg
vstの本家steinbergでもわずかながらフリーのプラグインを配ってます。vb-1はベースのシミュレーション。見た目からはどうみてもそういう感じです。がはっきりいって音は全然違います、生の代わりにはまったく使えません(笑)。まあシンセ音源の一つと見れば使える場面もあるかと。karletteはテープエコーのシミュレーション。古くさい感じのエコー感が楽しめます。フリーにしては良くできてるし、使い方次第で生きるプラグインだと思います。
◇vb-1
◇karlette
□psp audioware
音楽系シェアプラグインで結構有名なpspのサイトです。ポーランドの会社らしいのですが、なぜか日本語のHPがあり、おまけに一部文字化けしてます(笑)。そして日本語でのサポートが受けられる掲示板もあるという結構謎なサイトです。でここでもフリーのプラグインを配っていてます。vintage meterは、何のことはない、タダのVU・PPMメーターです。従ってなんのeffect効果もなく、こういう表示に慣れてる人には意味があるのかもしれませんが、大抵の人にとってはインサートすると少し画面が豪華になるだけです(笑)。piano verbはなかなか変わったリバーブが楽しめるプラグインです。普通のリバーブとしては使いにくいと思いますが、特殊なルーム感が欲しい時には使えそうな感じです。
◇piano verb
今日紹介したものは全てvst形式のものです。従ってこれらのプラグインを利用するにはvstに対応したホストアプリケーションが必要となります。
■2002/05/28(tue) - 第1回 "プラグインとはそもそも何なのか?"
え〜、誰も知りたくもないことを、知りもしないくせに偉そうに語ってみるessayの第一弾です。
以前フリーのプラグインについて語る、みたいなこと言っていたんですが、「つうかそもそもプラグインってなんじゃゴルァ!!」というありもしないつっこみを想定して、まずはプラグインとはなんなのか?を適当な知識に基づいて述べてみたいと思います。
まずプラグインというのは和訳してみると、”接続端子”ってな感じですかね。大雑把に言えば(つうか大雑把にしか知らないんですが)、ある基本となるソフトウェアに様々な機能を追加する、機能拡張ファイル/アプリケーションのことです。もっともわかりやすい例が皆さんがお使いのブラウザでしょう。本来はwebを閲覧するためのIEやNNなどで、様々な動画や音声プログラム走るのは、flashやreal player、windows media audioなどのプラグインが本体に追加されたからなんです。いきなりあるサイトにいったらわけのわからん音楽がなり出したとかいう経験がありませんか?あれはmidiファイルに対応するプラグインが、サイトにあるmidiファイルに対応してブラウザ上で動いてるからなんです。
さて、でここでとりあげるのは主にPCを利用して、windows上で動く音楽制作に関わる基本ソフト(基本的にはオーディオ・シーケンサー統合ソフトや波形編集ソフト)上で動くプラグインのこととなります。音楽に関わるプラグインの規格も数多くあるのですが(規格が決まっているのは、同じ規格なら同一プラグインが様々なソフトで利用できるため)、mac上での規格であるmas、さらにdigidesign softwareでしか利用されていないtdmやrtas,audiosuite,htdmなどは除き、話を主に汎用的でfree softwareが数多くあるvstとdirect xという規格のみに絞って話しを進めます。
まずdirect xですが、windows上でマルチメディア・アプリケーションを動かすためのapi(application programing interface)です。apiとはosの機能をアプリケーションで使うための命令形態です。いうなればosと各アプリケーションの会話を仲介する窓口のようなもんです。だからなんだよ、って感じですよね。まあとりあえずこの仕組みを利用して、音声信号に様々なフィルターを掛けられるんです。僕もどんな仕組みになってるか知らないし、知らなくても使えるのでまあ、そんなもんなんだ、ぐらいの認識でいいかな、と(笑)。
続いてvstですが、vstとはvirtual studio technologyの略でコンピューターのcpuのみでリアルタイムにオーディオ処理を施すためにsteinberg社が開発した独自規格です。普通エフェクトをかけるためには専用の機材を買う必要がありました(例えばギターのエフェクターを考えればわかりますよね)が、cpuに音声処理を委ねるため、pcとソフトさえあれば1台何役ものエフェクターの代わりにもなり、おまけにデジタル上での一貫した処理により、ノイズも少なく、ローコストハイクオリティを実現できるようになったわけです(とそこまで(゚д゚)ウマーな話ではほんとは無いんですが、まあ一応)。この規格はフリーで公開されてるので、誰でもただでプラグインを開発でき、そのため瞬く間に世界に広がり、今では高価なものからタダのものまで数多くのものがあります。
少し具体的に見てみましょうか。プラグインを動作させる基本ソフトとして同じsteinberg社のcubase vstを取り上げてみます。cubase vstとはその名の通りvst技術を採用している代表的なソフトで、俗にいう4大シーケンスソフト(cubase,logic audio,cakewalk系(sonar等)、digital peformer)の一つです。v3.02からvstを採用して徐々にaudio機能を充実させてきました。cubaseには現在約20種類のプラグインが付属しています。例えば
◇Distortion・・・その名の通りディストーションエフェクト。
◇Dynamics・・・コンプ/ゲート/リミッターが一つになって便利なプラグイン。
◇Reverb 32・・・高品位リバーブレーター。
これら単体エフェクターのような画面を呼び出してパラメーターを設定、それをコンピューター上で結線して様々な音作りを行うことになります。
だんだん何を話してたのかよくわかんなくなってきました。次回はどうしようかなあ(笑)。
■2002/05/24(fri) - 多分・・・
これからちょこちょこと趣味的なことを書く予定っす。フリーのお勧めプラグインの紹介とか?まあ、そんなことここで書かなくても他に素晴らしいサイトがあるんだけどね(笑)。自分なりに使い方なんかを書けたらいいかと。
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