大学院博士課程

フランス語意味論(1)

13学期・火3

渡邊淳也

到達目標、授業概要、授業計画など

到達目標

 フランス語意味論の最新の研究動向をふまえつつ、自らの立場を明確にして論ずることができるようにする。

授業概要

 フランス語(および、関連する範囲で他のいくつかの言語)におけるモダリティについて研究する。
 この時間はとくに、副詞類 (adverbiaux)、連結辞 (connecteurs) に焦点をあてる。

授業計画

 関連する論文の講読、討論、および研究発表をとりまぜて行なう。

成績評価の方法と基準

 授業中に順次担当していただく発表に対する評価と、平素の論文講読や討論への貢献に対する評価をひとしく重視する。

教科書・参考文献など

S. Mellet (dir.) (2008) : Concession et dialogisme, Peter Lang.
H. Nølke (1993) : Le regard du locuteur, Kimé.
H. Nølke (2001) : Le regard du locuteur, 2, Kimé.
C. Rossari (1994) : Les opérations de reformulation, Peter Lang.

備考

 この科目は、「フランス語文法論」と相互に密接に関連づけて実施するため、原則として両方を同時に履修していただきたい。