★この科目については、白百合女子大学において作成された統一シラバス(IIAおよびIIDに共通)を掲載しております。授業内容はこれに準拠しますが、以下の文面は渡邊が執筆したものではないことをご承知おきください。
前期は、IIA、IID両授業の組み合わせで、1年次で学習したフランス語文法を確認しつつ、比較的難解な基礎文法項目とされる接続法、条件法などの学習に進んでいきます。
後期は、AとDがそれぞれ独立した授業となります。
Aでは、新たな文法教材を使用します。1年次から2年次前期にかけてひととおり終えた基礎項目の中から、重要なものや習得に時間がかかるものを取り出し、それらがしっかり身につくよう練習します。また、次のレベルに進むために必要な項目も補足して学習します。
Dでは、すでに学習した事項の応用という意味合いで、文学作品の語彙数をしぼったリライト版を読みます。作品を読み進めながら、同時に発音、文法事項、語彙・表現などの確認を念入りにおこないます。
授業に対する取り組み方、平常試験・期末試験などから総合的に評価します。
語学は、スポーツや音楽の練習と同様に、一夜漬けがきかないのは明らかです。少しずつでも、毎日勉強するようにしてください。また、その意味でも、授業には積極的に取り組むことが求められます。
前期(A,D共通):大木ほか『Conversation et Grammaire』、アルマ出版
後期(A):小石ほか『Marché Opus』、白水社
(D):Guy de Maupassant : La Parure
西村牧夫他著、『コレクション フランス語3 文法』、白水社。
西村牧夫著『解説が詳しいフランス語文法問題集』、白水社。
アニー・モヌリー=ゴアラン著、『謎が解けるフランス語文法』、第三書房。