• フランス語 IID

    

  • ★この科目については、白百合女子大学において作成された統一シラバス(IIAおよびIIDに共通)を掲載しております。授業内容はこれに準拠しますが、以下の文面は渡邊が執筆したものではないことをご承知おきください。

  • 授業目的・概要

    前期は、IIA、IID両授業の組み合わせで、1年次で学習したフランス語文法を確認しつつ、比較的難解な基礎文法項目とされる接続法、条件法などの学習に進んでいきます。
    後期は、AとDがそれぞれ独立した授業となります。
    Aでは、新たな文法教材を使用します。1年次から2年次前期にかけてひととおり終えた基礎項目の中から、重要なものや習得に時間がかかるものを取り出し、それらがしっかり身につくよう練習します。また、次のレベルに進むために必要な項目も補足して学習します。
    Dでは、すでに学習した事項の応用という意味合いで、文学作品の語彙数をしぼったリライト版を読みます。作品を読み進めながら、同時に発音、文法事項、語彙・表現などの確認を念入りにおこないます。 
     

  • 授業計画
    [前期] A、D共通
    1.部分冠詞         2.関係代名詞
    3.強調構文、品質形容詞   4.直接目的語の人称代名詞
    5.指示代名詞、頻度と期間の表現
    6.間接目的語の人称代名詞  7.単純未来形
    8.前未来形         9.比較級
    10.条件法(1)        11.条件法(2)
    12.最上級、大きな数字    13.接続法(1)
    14.接続法(2)        15.復習とまとめ、試験

    [後期] A
    (受講者の理解度・必要性に応じて、学習順序や項目に変更が加えられることもあります)
    16.部分冠詞、数量を表す表現 17.近接未来、近接過去  
    18.代名動詞         19.複合過去
    20.半過去、大過去
    21.人称代名詞(直接目的語・間接目的語)
    22.指示代名詞、いろいろな否定、感嘆文
    23.命令法、受動態     24.条件法  
    25.直接話法と間接話法    26.関係代名詞
    27.接続法          28.ジェロンディフ
    29.使役表現         30.まとめ、試験

    [後期] D
    16~29.La Parureリライト版の講読と読みの練習
    30.まとめ、試験 

     
  • 評価方法・基準

    授業に対する取り組み方、平常試験・期末試験などから総合的に評価します。 

  • 準備学習・学生への要望等

    語学は、スポーツや音楽の練習と同様に、一夜漬けがきかないのは明らかです。少しずつでも、毎日勉強するようにしてください。また、その意味でも、授業には積極的に取り組むことが求められます。 

  • テキスト

    前期(A,D共通):大木ほか『Conversation et Grammaire』、アルマ出版
    後期(A):小石ほか『
    Marché Opus』、白水社
       (D):
    Guy de Maupassant : La Parure   

  • 参考文献

    西村牧夫他著、『コレクション フランス語3 文法』、白水社。
    西村牧夫著『解説が詳しいフランス語文法問題集』、白水社。
    アニー・モヌリー=ゴアラン著、『謎が解けるフランス語文法』、第三書房。