注意! 以下は古い内容(2010年度)です!

科目コード/科目名

AS317/文学講義 217

担当者(フリガナ)

渡邊 淳也(わたなべ じゅんや)

学期/単位数

前期/2単位

備   考

 

授業の目標

フランス語を「学ぶ対象」とするだけでなく、言語学の知見をふまえて「考える対象」にできるようになることを目標とします。

授業の内容

言語学の1分野としてのフランス語学を、各領域にわたって概説します。

授業計画

以下のそれぞれの項目に、平均すると2〜3回の授業をあてることになりますが、扱うべき内容の分量や重要性、受講者のみなさまの理解度に応じて伸縮します。
1)序論
2)フランス語圏
3)音声学・音韻論
4)意味論
5)語用論

成績評価方法・基準

学期末筆記試験(教科書などもち込み可)。

 

テキスト

授業ではもちろん、試験でも使用しますので、購入のうえ毎回持参してください。
髭郁彦ほか『フランス語学概論』駿河台出版社

参考文献

以下にはおもなものをかかげ、くわしくはそのつど紹介します。
大橋保夫ほか『フランス語とはどういう言語か』駿河台出版社
佐藤房吉ほか『詳解フランス文典』駿河台出版社
デュボワほか『ラルース言語学用語辞典』大修館書店
東京外国語大学グループ《セメイオン》『フランス語を考える』三修社
東京外国語大学グループ《セメイオン》『フランス語を探る』三修社
渡邊淳也『フランス語における証拠性の意味論』早美出版社

その他(HP等)

http://3w.to/wjy

 


 

科目コード/科目名

AS315/文学講義 215

担当者(フリガナ)

渡邊 淳也(わたなべ じゅんや)

学期/単位数

後期/2単位

備   考

 

授業の目標

フランス文化史、社会史とのかかわりにも留意しながら、フランス語の史的変遷の概要を理解することを目標にします。

授業の内容

フランス語史の概略を講義します。とりわけ、ロマンス諸語のなかでのフランス語の特異性、および17世紀以降のフランス語の言語規範の特異性が、なぜ、いかに形成されてきたかに着目します。

授業計画

以下のそれぞれの項目に、かっこ内に示した回数の授業をあてる予定です。
1)言語の系統と歴史言語学(1回)
2)ロマンス諸語の系譜とフランス語の位置(1回)
3)古期フランス語(3回)
4)中期フランス語(3回)
5)近代フランス語(3回)

成績評価方法・基準

学期末筆記試験(教科書などもち込み可)

テキスト

授業ではもちろん、試験でも使用しますので、購入のうえ毎回持参してください。
山田秀男『フランス語史』駿河台出版社

参考文献

以下にはおもなものをかかげ、くわしくはそのつど紹介します。
髭郁彦ほか『フランス語学概論』駿河台出版社
森本英夫『フランス語の社会学
フランス語史への誘い』駿河台出版社
ドーザ『フランス語発達小史』駿河台出版社
ヴァルトブルク『フランス語の進化と構造』白水社
ショーラン『フランス語史』白水社
セルキリーニ『フランス語の誕生』白水社
アリエール『フランス語の形成』白水社
リカード『フランス語史を学ぶ人のために』世界思想社
渡邊淳也「フランス語およびロマンス諸語における単純未来形の綜合化・文法化について」(こちらからダウンロードできます)

その他(HP等)

http://3w.to/wjy