大学院博士課程

フランス語文法論(4)

13学期・木4

渡邊淳也

到達目標、授業概要、授業計画など

到達目標

 フランス語文法論の最新の研究動向をふまえつつ、自らの立場を明確にして論ずることができるようにする。

授業概要

 フランス語(および、関連する範囲で他のいくつかの言語)における動詞の時制、叙法について研究する。
 この時間はとくに、フランス語の単純未来、条件法、半過去(ならびに他言語で対応する時制)に焦点をあてる。

授業計画

 関連する論文の講読、討論、および研究発表をとりまぜて行なう。

成績評価の方法と基準

 授業中に順次担当していただく発表に対する評価と、平素の論文講読や討論への貢献に対する評価をひとしく重視する。

教科書・参考文献など

 Barceló, G. J. et J. Bres (2006) : Les temps de l'indicatif en français, Ophrys..
 渡邊淳也(2008):「分岐的時間の表象を用いた時制・モダリティの連関の説明の試み」『文藝言語研究・言語篇』第54号(http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M97/M971928/3.pdf)

備考

 この科目は、「フランス語意味論」と相互に密接に関連づけて実施するため、原則として両方を同時に履修していただきたい。