仏語文法講読

担当教員 渡邊淳也


■ 授業の目標
フランス語を1年間学んできた学生を対象として、さらなる実力の伸展をはかる。単に暗記するだけではなく、考える対象としての文法へと視野をひろげるようにする。

■ 授業概要(学習目標・目標達成のための授業の方法および計画)
比較的平易なフランス語の文章を、構文を確実に把握しながら精読する。中級文法の解説も並行しておこなう。

■ 各学期毎授業計画
[1学期]
導入
文要素(主語、動詞、属詞、目的補語、状況補語)
名詞節/句、形容詞節/句、副詞節/句
副詞的代名詞
関係節

[2学期]
知覚構文・使役構文
単純過去と語り
話法の転換と時制の照応

[3学期]
接続法現在・過去
接続法半過去・大過去
接続法における時制の照応
条件法第2形としての接続法大過去


■ 成績評価基準・年間の試験、レポートなど
試験の成績をもとにして、平常点(出席点ではなく、準備の綿密さ、授業への参加度にたいする評価をふくむ)を加算する。

■ 予習、復習、課題など

授業外学習については、毎回具体的に指定する。精緻な読解をこころがけ、扱うテクストの分量はあえて少なめにするので、たんに解釈ができるだけでなく、文章をまるごと暗誦するほどの濃密な学習を期待する。

■ 学修の手引き および 参考文献
担当者作成の教材を配布する。
■ 備考
受講はフランス語既習者にかぎる。