硫黄岳(2760m)
・・・南八ヶ岳・・・
長野県

2007/8/6 晴れ 【歩行時間 6時間35分】 MAP
桜平(85分)オーレン小屋(50分)赤岩ノ頭(25分)硫黄岳(15分)硫黄岳山荘
硫黄岳山荘(20分)硫黄岳(65分)夏沢峠(35分)オーレン小屋(100分)桜平
【行程】 月山→鳥海山→蔵王山・雄国沼→霧ヶ峰→北横岳→硫黄岳
桜平で車中泊する夜、天気予報を見ると明日の午後は広範囲で雷雨と言う。
雷雨は避けたくて明日は早朝4時出発と決める。ところが寝坊して4時過ぎ起床、パンだけ食べて5時前にゲートから歩き始めた。

桜平・一般車通行止めゲート

夏沢鉱泉
夏沢鉱泉までは車が通れる道で幾度か沢を渡りながら歩く。途中で夏沢鉱泉の車が抜いて行った。空が少し明るくなった頃、夏沢鉱泉に着いた。
夏沢鉱泉には「お風呂に入れます」の看板がある。

オーレン小屋へ

オーレン小屋
夏沢鉱泉から少し歩くと登山道となる。シラビソなどの原生林が清々しい。
昨日の北横岳を止めて、昨日の朝からこちらに来ていればよかった・・・。
テントを張る予定だったオーレン小屋に着き水を汲んで、テン場の横から赤岩ノ頭へ登り始める。

ダケカンバが綺麗

赤岩ノ頭にて
シラビソやコメツガが多い中、高度を稼いでいると後方に蓼科山などが見えてきた。ダケカンバの白も綺麗だ。赤岩ノ頭に出ると景色は一転する。
赤岳など、南、中央アルプス、霞んで御嶽、乗鞍、少しばかり雪渓が見えるのは北アルプスのようで展望は抜群だった。

蓼科山(左後方)と天狗岳を望む

硫黄岳へ

硫黄岳

火口
ちょっとしたガレ場を登ると広い山頂の硫黄岳に到着した。眺めは素晴らしい。
広々しているので歩き回って景色を眺めた。

硫黄岳より望む(左から)横岳・赤岳・阿弥陀岳・後方に南アルプス

硫黄岳山荘・右上は横岳

硫黄岳山荘
赤岳まで行く時間はとても無いが、硫黄岳山荘にコマクサが咲いているので山荘までだけ下りることにした。赤岳への縦走コースでいつか歩いてみたい。
縦走路の高山植物帯にはロープが張られている。

コマクサ

チシマギキョウ
硫黄岳山荘手前まで下りるとコマクサのお花畑があった。盛りは少し過ぎているがたくさん咲いていた。硫黄岳山荘周辺を散策して硫黄岳へ引き返す。
ウルップソウはもう終わりだった。

前方は天狗岳

夏沢峠へ下る
硫黄岳まで戻り、軽食とコーヒーで一休み。この頃から登山者が多くなった。
中央、北アルプスは見えなくなり、南アルプスもガスに包まれてしまったので、下山開始とし夏沢峠へ下る。下りはゴロゴロした石のクネクネ道だった。
前方には天狗岳が見えては隠れしている。

夏沢峠

オーレン小屋へ
夏沢峠に着きオーレン小屋へ戻る。オーレン小屋を過ぎてからは積乱雲が出てきたが雷雨には合わずに車に戻れた。途中、桜平手前のトイレのある場所で夏沢扇滝を見に寄った。桜平を出ると茅野市は猛暑。日帰り温泉で休憩してから仮眠をとりながら深夜帰宅した。

クルマユリ

ミヤマダイコンソウ

ミヤマダイモンジソウ

ミヤマツメクサ

リンネソウ

コバノコゴメグサ
他に キバナノヤマオダマキ、ゴゼンタチバナ、センジュガンピ、イチヤクソウ、チシマギキョウ
    エゾシオガマ、タカネグンナイフウロ、ハクサントリカブト、など


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