2007/8/2 晴れ 【歩行時間 7時間35分】 MAP |
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鉾立(100分)御浜小屋(125分)御室小屋(25分)新山(25分)御室小屋(110分)御浜小屋(70分)鉾立 |
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【行程】 月山→鳥海山→蔵王山・雄国沼→霧ヶ峰→北横岳→硫黄岳 |
朝早くに宿泊地の自然の家を出た。今日は鉾立から鳥海山。
鳥海ブルーライン(無料)を経て鉾立登山口に到着。
各県からの車が沢山停まっている。鉾立は8月でも朝は涼しかった。 |
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鉾立登山口 |

鉾立展望台より鳥海山 |
鉾立駐車場から舗装道歩きで登山開始。すぐに鉾立展望台があり寄ってみると鳥海山に朝陽が射して幻想的で綺麗だった。 |
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賽の河原 |

鳥海湖 |
登山道脇にはニッコウキスゲやチングルマが見られ、湿原っぽい広い場所に着くと賽の河原だ。高山植物が見られる。 |
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鳥海湖とお花畑 |

鳥海湖を振り返る |
賽の河原から石畳のような道をひと登りするとハクサンシャジンやクルマユリのお花畑があった。そこは御浜小屋だ。小屋の前からは景色が一転する。
鳥海山の展望と広大なお花畑、鳥海湖といい素晴らしい景色だった。 |
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御浜小屋(左)日本海(右後方)を振り返る |

御田ヶ原から鳥海山 |

ニッコウキスゲ |
御浜小屋からは強い風が吹いている。眼下には鳥海湖が見えお花畑も続いていてなかなか足が進まない。御田ヶ原から見た鳥海山にはガスが掛かり始め、少し天気が不安になってきた。
そこから八丁坂を下るとニッコウキスゲのお花畑が見られた。 |
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ハクサンイチゲ |

千蛇谷へ下る |
その先はハクサンシャジン、ハクサンイチゲ・・・など、高山食物が咲き続けていた。大勢の人が休憩中の七五三掛に着くと山頂はガスの中となった。
mkは膝を用心してこの辺りのお花畑で待ちながら引き返すことにした。
ここから頂上へは千蛇谷と稜線のコース分岐があり、風が強いので千蛇谷のコースを選び傾いた短い梯子を下る。 |
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最初の雪渓 |

次の雪渓 |
谷に下りると雪渓がある。8月でもこんなに多く残っていて驚いた。
途中、下山する人から「稜線の道は風が強いから止めた方がいい」と聞いた。
また別の人から「山頂は強風で登頂しなかった」とも聞いた。 |
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御室小屋 |

ミヤマダイコンソウ・イワギキョウ |
ガスや強風で不安だったが花を見ながら気を紛らわして登り、御室小屋に到着した。その頃から少し青空が見え始めてきた。 |
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チョウカイフスマ |

頂上への登り |
御室小屋の近くにはお目当てのチョウカイフスマ、イワギキョウ、ミヤマダイコンソウなどがたくさん咲いていた。せっかく登ったのでやはり頂上へ行くことにして山頂部を見上げる。山頂へは岩ばかりだった。 |
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あと少しで頂上 |

鳥海山(新山)狭い山頂 |
疲れを忘れてガレ場を登り頂上を目指す。巨岩の間を下ったり登ったりしながら鳥海山(新山)に到着した。頂上は狭くて5名ほどが入れ代わり立ち代りで、10分ほど景色を眺めてから下山した。
展望はしだいに良くなってきて月山を望むことができた。 |
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鳥海山より月山を望む |

御室小屋へ下る |
頂上から別のコースがあると思うのだが、その道がよく分からず登ってきたガレ場を御室小屋まで下った。小屋の前でホッと一息、昼食を摂って休憩。
強風が治まったら稜線を歩いて周回したかったが、風の状況が分からずピストンで下ることにする。 |
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振り返ってみる鳥海山と稜線 |
少し下ったところから見上げると稜線が綺麗に見えている。しかも青空で稜線には登山者の歩く姿もある。しまった!稜線を歩けばよかったと少し後悔。だが、また登るのはしんどいのでそのまま下山した。
下山時には素晴らしく綺麗な鳥海山が望むことができた。 |
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鳥海山 |

鳥海山とお花畑 |
あまりにも良い天気になり暑くて、いったい天気予報はどうなっているのか?結局、梅雨明けだった。
下山して移動しながら車中泊する予定だったが、結構疲れたので前日と同じ自然の家に連絡を入れ素泊まりでもう一泊した。 |
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イワブクロ |

タカネアオヤギソウ・クルマユリ |

ハクサンシャジン |
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チョウカイアザミ |

ホソバイワベンケイ |

イワテトウキ |
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他に ニッコウキスゲ、チングルマ、ヨツバシオガマ、タカネトウウチソウ、アオノツガザクラ
キバナノコマノツメ、イワギキョウ、シラネニンジン、ミヤマキンポウゲ、アオノツガザクラ
ウスユキトウヒレン、ベニバナイチゴ、ヒナザクラ、コバイケイソウ、キバナノコマノツメ
ハクサンフウロ、ウサギギク、ミヤマリンドウ、コイワカガミ、トウゲブキ、など |