大朝日岳(1870m)
山形県・新潟県

2012/10/8 晴れ 【歩行時間 8時間30分】 MAP
古寺鉱泉P(135分)古寺山(110分)大朝日小屋(15分)大朝日岳(10分)大朝日小屋(110分)古寺山(130分)古寺鉱泉P
GPSデータ/17.6km/累積標高+.-1685m
【行程】 大朝日岳→栗駒山→安達太良山→磐梯山・一切経山→那須岳
昨年に続き東北へ紅葉を見に行ってきた。今回は南東北を中心とする。
6日、朝8:30自宅を出発。名古屋港発19:00の太平洋フェリーで仙台まで渡航する。名古屋ではmkの友人夫妻に徳川園などを案内してもらった。
太平洋フェリーの乗船時間は20時間足らずでゆっくりだ。
7日、16:50、仙台港に到着。8日は快晴らしく、今回急に行程の中に入れた大朝日岳に行くことにした。仙台で買い出しをして登山口の古寺鉱泉駐車場に20:30に到着。前日溢れた車が道路脇にたくさん止まっていた。
朝日連峰は別のコースを歩きたかったが日帰りなので古寺鉱泉からにした。
駐車場ですぐ車中泊。夜の冷え込みは毛布とシュラフで寒くはなかった。

古寺鉱泉入口(下山時撮影)

古寺鉱泉(下山時撮影)

登山道

一服清水
早朝5:00ヘッドライトをつけて駐車場を出発。5分ほど谷沿いを歩くと古寺鉱泉に着いた。吊橋を渡って左手から登山道へ入る。明るくなってきてライトを外しブナのある歩き易い登山道を登っていく。

三沢清水

古寺山
一服清水、三沢清水と水が豊富なコースのようだが、一服清水は下山時には涸れていた。登山道からは月山や鳥海山が望める。
古寺山に着き小休止。前方には朝日連峰が広がっていた。

古寺山からの展望 左に小朝日岳、次に大朝日岳、中岳、西朝日岳へ
左前方の小朝日岳へ
小朝日岳と巻道の分岐
古寺山からは小朝日岳に登るつもりで再び歩き始めたが、先に大朝日岳に登ることにして巻道へ入る。振り返ると月山などの展望が良い。

振り返って見る朝日連峰と月山

巻道

背後は小朝日岳
所々で展望が利く巻道はほぼ平坦だ。ダケカンバの紅葉にはまだ早い。
小朝日岳からの登山道と合流すると紅葉が綺麗になり大朝日岳が前方に見えてきた。

大朝日岳(左)へ

中央に月山、その左後方に霞んで鳥海山、右に小朝日岳
紅葉が鮮やかで綺麗な上、展望も素晴らしくて足が進まない。

銀玉水の標識

銀玉水
銀王水の標識で左手へ30秒ほど下り水を補給した。前方には階段状の登山道が続く。

大朝日小屋手前より中岳方面の展望
大朝日岳が近づいてくると益々景色が良くなった。再び足が進まない・・・

大朝日小屋

大朝日岳
大朝日小屋に着きトイレを借りると管理人さんと思える人が居られた。昨夜の小屋は大混雑だったらしい。小屋から15分足らず登ると大朝日岳に到着。少々雲が出てきたが展望は抜群だった。

眼下の紅葉

飯豊連峰を望む

大朝日岳から望む鳥海山と月山(左後方)中央は小朝日岳と歩いてきた尾根

大朝日岳から望む中岳、西朝日岳、以東岳方面 右手は鳥海山と月山
下りの時間が気になるところだが紅葉と展望を楽しみながら45分ほど休憩できた。以東岳への稜線が素晴らしく、いつか歩いてみたい稜線だ。

大朝日小屋へ下る

小朝日岳に向かって引き返す
山頂で休憩したあとは大朝日小屋まで戻りそのまま小朝日岳へ引き返す。
途中で小朝日岳に登るつもりだったが直下まで来て体が登りモードに切り替わらず登頂を止めて再び巻道へ進んだ。

巻道からの展望・中岳の稜線
午後になると光線の加減で一層綺麗な展望となる。巻道でヘリが旋回していて何かと思えば中ツル尾根で足がつって行動不能の人を救助するためだったとか。古寺山まで下山しバテていると小3の少女から元気を貰い下りにかかる。

古寺鉱泉の橋

古寺鉱泉
いつもの事だが登り以上に疲れる下りとなりやっとこさ古寺鉱泉に下山。
少女と別れて大井沢温泉(300円)を予定していたが「道の駅にしかわ」で車中泊することにして道の駅にある水沢温泉(300円)に入る。
結局この後は移動して、栗駒山近くの「道の駅厳美渓」で車中泊した。


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