雨飾山(1963m)
長野県・新潟県

2008/10/10 晴れ 【歩行時間 5時間40分】 MAP
雨飾高原キャンプ場(45分)荒菅沢(100分)笹平(25分)雨飾山(25分)笹平(100分)荒菅沢(45分)キャンプ場
雨飾高原キャンプ場【車】鎌池(40分・周回 2.2km)
【行程】 雨飾山→苗名滝→火打山→妙高山
連休は紅葉を求めて三座登ることに決め、前夜21:00に自宅を出発して信越高原へ向かった。初日は雨飾山。北陸道糸魚川ICを出て小谷温泉を経て登山口の雨飾高原キャンプ場には朝の6:00過ぎに到着。駐車場は未だ空いていたが次々と車が到着してきた。

雨飾高原キャンプ場

登山道入口

ブナ平

登山道
駐車場から平坦な木道を10分余り歩くと登山道入口だ。最初から紅葉が見られ殆どが広葉樹で眩しいくらい鮮やかだった。ブナ平では黄金色になりつつあるブナが見られ真っ赤なモミジとは違ってこれもまた綺麗だった。

荒菅沢

荒菅沢
登山道の紅葉はずっと続き、ふと前方を見ると稜線の景色が飛び込んできた。山腹から裾まで鮮やかに紅葉していて驚いた。ここから一旦下ると大勢が休憩している荒菅沢に着いた。見上げると沢と岩峰の眺めが素晴らしい。

登山道

紅葉三昧
荒菅沢を過ぎると紅葉が一段と鮮やかになってきて素晴らしい景色だ。
紅葉の絨毯、岩と調和する紅葉など紅葉三昧で見事だった。

紅葉 \(^o^)/

紅葉 \(^o^)/

岩場

振り返ると紅葉の絨毯
登山道は急登になり岩場や梯子を登るようになる。今は運よくスムーズに登ることができたが渋滞すればかなり時間のロスになりそうだった。

笹平と雨飾山

笹平

笹平にて背後に雨飾山
笹平に着くと雨飾山が綺麗に眺められる。笹の緑の中の紅葉が引き立っていた。雨飾山山頂へはあと一登り、急峻な登りがある。

雨飾山にて 後方に火打山(左に小さく)など

雨飾山山頂

雨飾山から望む(左から)鹿島槍ヶ岳、五龍岳、唐松岳、白馬三山(中央は白馬岳)など
雨飾山に到着すると先週登った鹿島槍ヶ岳など後立山連峰を間近に見ることができた。展望しながら早目の昼食を摂っていると登山者で混んできた。

笹平を見下ろす

紅葉を見下ろす
下山はピストンで下る。絶えず登山者と擦れ違うので岩場では気を使った。
駐車場まで下りると想像通り車は溢れていた。
この後は鎌池で散策してから小谷温泉で汗を流し車中泊した。

鎌池

鎌池
鎌池(標高1190m)
ブナ原生林に囲まれた2.2kmの遊歩道からは、湖面に染まる美しい紅葉を見ることができる。この池は「大蛇の涙でできた」という伝説がある。
伝説
昔、信越の境にある池に仲の良い雌雄の大蛇が棲んでいましたが、民へのいたずらが過ぎてこらしめられることに・・・。
雄の死を悲しみながら、越後から野尻湖へ逃れる途中、雌の大蛇が流した涙が池になったとか・・・。今は大きな鯉が池の主といわれます。


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