八経ヶ岳(1915m)
奈良県

2003/4/27 晴れ 【歩行時間 5時間50分】 MAP
行者還トンネル西口(160分)弥山(25分)八経ヶ岳(30分)国見八方睨(135分)行者還トンネル西口
久しぶりに遠出をして近畿最高峰の八経ヶ岳に登ることにした。
深夜出発、5:15に行者還トンネル西口に到着。車は7、8台ほど停まっている。

行者還トンネル西口

登山口
車中で朝食を食べて登山口から登り始めた。晴れ予報なのにガスと風で凄く寒かった。最初の橋を渡るとミツバツツジの咲く登りとなる。シャクナゲも見られるがまだツボミだった。大峯奥駈道に出ると行者還岳への登山道は通行止めとある。ここは標識通り弥山、八経ヶ岳へ向かった。

弁天の森

弥山小屋手前
緩やかなアップダウンの登山道からはガスのため展望は全くできない。だが自然の日本庭園を思わせる苔、原生林などが素晴らしい。
広々とした弁天の森、ブナの原生林を過ぎると聖宝ノ宿跡には修験者像があった。聖宝八丁の急登からは少し残雪が見られる。階段が多くなってくると弥山小屋に到着した。

弥山

古今ノ宿跡から頂上を望む
弥山小屋に着くがガスばかり・・・。5分ほどの弥山に行ってみると天河弁財天社の奥宮があった。小屋まで戻り八経ヶ岳へ向かう。最初は下り坂で、この辺りはオオヤマレンゲの群生地のようだ。

頂上

頂上より弥山と大普賢岳を望む

頂上より大台ヶ原を望む

国見八方睨へ
頂上に着くとガスが取れてきて青空が見え始める。
チェコの登山客が居られて話したり食事を摂ったりしていると大普賢岳、大台ヶ原などの展望が広がった。

国見八方覗から大台ヶ原を展望

国見八方睨から山上ヶ岳と大普賢岳を展望
弥山小屋まで戻って国見八方覗に寄ってみた。広々として山上ヶ岳、大普賢岳から大台ヶ原までの展望が広がる。ここでは大勢が休憩中だった。
ヘリが弥山小屋ヘ荷物を降ろしていたので、もうすぐ小屋開きか。

原生林の庭?

大普賢岳を眺めながら下山
弥山から下山していくと、朝にはガス一面だった苔の林に陽が射して一段と趣があった。大普賢岳を眺めながら下り、沢の音がしてくるとトンネルの駐車地に下山。時間があれば大台ヶ原に寄りたかったが中止、帰路についたが渋滞に巻き込まれ大台ヶ原に寄っていてもよかった。


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