利尻山(1719m)
北海道

2010/7/11 曇りのち晴れ 【歩行時間 7時間55分】 MAP
利尻北麓野営場(145分)長官山(105分)利尻山(90分)長官山(135)利尻北麓野営場
GPSデータ/13.7km/累積標高+.-1614m
【行程】 利尻山→雨天→礼文島→白雲岳→観光→トムラウシ山→南暑寒岳→雨天
9泊10日の北海道遠征を決め、
7/10、0:30舞鶴港発、新日本海フェリーで約20時間の船旅で小樽へ出発。
小樽港には20:45到着。
利尻礼文に向かうため、すぐ稚内まで深夜移動する。
7/11、早朝3:00頃、稚内に到着。
天気は小雨。車内で天気予報を見ると、曇りのち晴れで明日は雨。
計画では礼文島入りだったが、変更し利尻山に登ることにした。

利尻北麓野営場(鴛泊コース登山口)

甘露泉水
稚内港発、6:30の一番便フェリーで利尻島へ出発。利尻島の鴛泊港には8:10に着き、連絡していた宿からのお迎えがあり登山口まで送ってもらった。
登山口の野営場から石畳のような道を歩き始める。10分ほど歩くと日本百名水の甘露泉水に着いた。ここで美味しい水を補給していく。
利尻山では携帯トイレとストックのキャップは必須。携帯トイレ使用のために携帯トイレブースが途中に3ヶ所、また登山口には回収ボックスがある。

姫沼分岐

しだいに雲の上に出る
甘露泉水を過ぎてからは登山道らしくなり、ポン山への分岐を利尻山方向に進む。登山道は緩やかで比較的登りやすい。1合目ごとに標識があり、6合目は見晴しの良い場所なのだが・・・ガスに包まれてしまっていた。

携帯トイレブースの案内

長官山より利尻山を望む
相変わらずガスの中ばかりでガッカリして登り続ける。
長官山に着くと雲の上に出たのか晴れて山頂が見えていて、とても驚いた。

利尻山を望む 
利尻山の秀峰を眺めながら歩いていく。
登山道脇には高山植物も見られ、気分がグッと良くなった。

利尻山と避難小屋

リシリヒナゲシ
避難小屋を過ぎて頂上まであと少しだ。これなら簡単に登頂できると思ったが「ここからが正念場」との案内がある。

正念場

頂上へ・右はローソク岩
正念場では、すぐ上に頂上が見えているのに登山道の崩壊が進んでいて非常に滑りやすく足が上がらない。
高山植物に励まされながら一歩一歩、カメのように登っていく。

頂上(北峰)にて

リシリリンドウ
4時間余りでやっと頂上に到着。最高峰(1721m)の南峰とローソク岩が綺麗に見えていた。眼下にはボタンキンバイなどのお花畑が広がっている。
お花畑や展望を楽しみ昼食を摂ってすぐに下山開始。

南峰とローソク岩

イワギキョウ・エゾタカネツメクサ

眼下に広がるお花畑

下山開始

9合目携帯トイレブース
下りは、登り以上に気を使う。非常に滑りやすいため足に力が入り、下るにつれて膝が痛くなり休みながらの下山となった。
登りと同じ状況で途中からは雲の下となりガスの中を下山。甘露泉水まで下って美味しい水で一息ついて宿に連絡し、登山口まで迎えに来てもらった。
宿での夕食はウニを中心としたご馳走で生ビールと共に至福の一時となる。
明日は礼文島散策、または利尻島散策の予定だが天気は雨予報・・・

シュムシュノコギリソウ

リシリオウギ

シコタンソウ

ウコンウツギ

シコタンハコベ

チシマフウロ
他に ムカゴトラノオ、ミヤマオグルマ、イブキトラノオ、ミソガワソウ、エゾツツジ、ミヤマバイケイソウ、イワヒゲ
    ミヤマアキノキリンソウ、ハイオトギリ、ホソバイワベンケイ、ハクサンボウフウ、ミヤマアズマギク、など


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