羅臼岳(1661m)
北海道

2013/7/27 晴れ MAP
岩尾別温泉(185分)羅臼平(55分)羅臼岳(50分)羅臼平〜岩尾別温泉
GPSデータ/15.0km/累積標高+.-1503m
【行程】 ニセイカウシュッペ山→移動→羅臼岳→4日間観光→雌阿寒岳→観光→斜里岳→移動→チセヌプリ
7/26、道東までの移動距離が長く体調も考慮し移動日とする。
夕方、ウトロに到着。明日登る羅臼岳の登山口「岩尾別温泉」へ駐車場の下見に行った。ホテル前の舗装されたPはホテル利用者以外駐車禁止。
知床自然センターに寄り、念のため1000円で「熊撃退スプレー」を借りる。
車中泊は道の駅うとろシリエトク。駐車場は車中泊する車でいっぱいだ!
7/27、深夜2:00頃、駐車場の空が気になり道の駅を出発。岩尾別温泉へ行くと、2台ぶんの空があり駐車できた。明るくなるまで仮眠をとった。

「岩尾別温泉ホテル地の涯」右横から歩く

木下小屋 登山口
早朝4;00頃、他車が到着したり早い登山者が支度を始める。
軽朝食とトイレ(新旧2つ有り)を済ませ、ホテル右手横の車道から木下小屋のある登山口へ歩き4:20に登り始めた。
木下小屋前に5〜6台分の駐車スペースがある。

登山道

オホーツク展望台

登山道

オホーツク海を望む
他の登山者とは同時にならず、展望の利かない登山道を鈴を鳴らして登っていく。オホーツク展望台まで登るとオホーツク海が眺められた。そろそろヒグマ出没多発区間かな?と言いながら登り続ける。

ヒグマ出没多発区間

弥三吉水
気になっていた「ヒグマ出没多発区間」の看板。だが、どうやら先程のオホーツク展望台からこの看板までがヒグマ出没多発区間のようだった。知らぬが仏?
水場は3ヶ所あり、自然センターで何処も水は出ているが煮沸した方がいいと聞いていたので、水はたっぷり持ってきた。

極楽平 前方は羅臼岳

銀冷水
前方に羅臼岳が見えてくると極楽平。なんで極楽平なのかな?
まもなく銀冷水に着いた。携帯トイレブースが2つ設置してあった。

大沢入口

雪渓上部
仙人坂という急坂を登りきると大沢入口だ。ここから雪渓を登る。
飯豊山の雪渓の件が気になったが、アイゼンは車に置いてきた。だが情報通りアイゼンは無くても問題なく登れた。

チングルマ

エゾコザクラ

チシマノキンバイソウ

メアカンフスマ
小さな岩場に気をつけながら登ると高山植物がたくさん咲いている。
写真を撮りながらで足は進まない。

羅臼平から望む羅臼岳
登山道が平坦になると羅臼平だ。フードロッカーがある。
羅臼岳の眺めが素晴らしい。ここでパンを食べて小休止した。

フードロッカー
テントサイト利用者がヒグマに襲われる危険を避ける目的で
食料を一時的に保存するもの

羅臼岳へ

水が滴る岩清水

チシマクモマグサと知床連山

ベニバナミネズオウ・チングルマ・エゾノツガザクラ

頂上直下
羅臼平から羅臼岳まであと一登りだが、これが一番しんどいところ。
だがお花畑があり元気をたくさんもらい最後の岩場を登りきる。

羅臼岳から硫黄山など知床連山と遠くに国後島の山を展望
羅臼岳に到着!少しガスが流れているが展望は抜群だ。知床連山から国後島、斜里岳まで望むことができた。
ここで他の人達とも話しが弾み1時間足らず休憩した。

羅臼岳から眼下にウトロ

羅臼岳から眼下に知床五湖

羅臼岳から左後方に斜里岳
そろそろ下山開始。羅臼平までは思っていたより時間がかかった。
羅臼平で足や膝を休めるため小休止。

山頂から下る

トイレブース
下りではトイレブースを借りた。ヒグマに出遭わないようにと思いながらもゆっくりと下山。登山口の携帯トイレ回収BOXへ携帯トイレを入れて駐車地に戻った。
この後、熊撃退スプレーを返却し、ウトロで日帰り温泉とコインランドリーで洗濯、今夜も車の多い「道の駅うとろシリエトク」で車中泊した。夜は寒かった。
明日から天気が悪そう・・山は天気の良い日を選んで登ることに決める。

ウコンウツギ

ベニバナミネズオウ

メアカンキンバイ

チシマクモマグサ

エゾコザクラ

ゴゼンタチバナ

キバナシャクナゲ

イワギキョウ

イワヒゲ

クルマユリ

イワブクロ

コケモモ
他に ツマトリソウ、エゾツツジ、イソツツジ、マルバシモツケ、ミツバオウレン、タカネトウウチソウ、など


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