層雲峡〜黒岳(1984m)〜銀泉台
黒岳(1984m)〜北海岳(2149m)〜赤岳(2078m)
北海道

2015/9/15 曇りのち晴れのち曇り時々雪、雨、晴れ 【歩行時間 6時間55分】 MAP
層雲峡【ロープウェイ・リフト】7合目(65分)黒岳(105分)北海岳(50分)白雲分岐
白雲分岐(20分・引き返し)白雲分岐(40分)赤岳(135分)銀泉台【バス】レイクサイト【バス】層雲峡
GPSデータ/14.5km/累積標高+1040m.-1101m
【行程】 休日→黒岳→旭岳→当麻乗越→休日→停滞→樽前山〜イワオヌプリ
昨年に続き大雪山の紅葉山行を計画し、13日の0:30、新日本海フェリーで舞鶴港を出発。小樽港には20:45到着。14日の天気は良くなさそうだが回復を信じて夜に移動し、「道の駅あさひかわ」で車中泊する。深夜でもほぼ満車。
14日、天気が回復すれば旭岳を予定したが早朝はガスが多く霧雨。山は止めたがそのうち快晴となった。天人峡へ行ったが羽衣の滝へは通行止め。
15日も天気は不安定だが黒岳に決め、「道の駅とうま」で車中泊した。

黒岳7合目までラクラク

黒岳登山道から眼下に紅葉

マネキ岩 

黒岳に着いた!
いよいよ日本一早い大雪山の紅葉山行のスタート。黒岳は昨年の夏以来約1年ぶりである。早朝、層雲峡に着き朝1番のロープウェイとリフトで上がる。
7合目登山口で登山届を出して、6:35歩き始めるがガスが多い。意気消沈していると急速に天気が回復してマネキ岩辺りまで登ると錦秋に染まった斜面に思わず感嘆の声。「も〜これで満足」の声が出る。
黒岳に着くと緑と赤がマッチした広大な大雪の山々に「えーなー」の連発。

黒岳からの紅葉景色(下に続く) 左は白雲岳、中央に北海岳

黒岳からの紅葉景色 中央に北鎮岳、右に陵雲岳、眼下に石室
昨夏はお鉢巡りをしたので今回は銀泉台へ縦走する。
広大な景色に見とれながら石室まで下りてトイレを借りて昨夏同様に北海岳へ向かう。赤石川と北海沢の水量は石室で確認済みである。

石室から北海岳へ

赤石川を渡る

北海沢には雪渓があった

北鎮岳と紅葉

前方の北海岳へ登っていく  右は北鎮岳
夏のお花畑は綺麗に秋色に変わっていてこれもまた素晴らしい。
北海岳までが一番の登りのようだが、お鉢の色とりどりの紅葉を眺めながらなので快適に登っていける。

チングルマなど紅葉の絨毯 向こうに見えるのは白雲岳

陵雲岳(左)と黒岳(右端)

北海岳から右手の白雲岳へ向かう
少し雲が多くなってきた頃、北海岳に着いた。
昨年は10年に一度の素晴らしい紅葉だったらしい。例年の紅葉がどんなものか分からないが、ここまで歩いた紅葉景色はたいへん綺麗だった。
10分ほどお鉢を眺めて休憩し、白雲岳へ向かった。

夏にはチングルマのお花畑

白雲岳分岐
北海岳から白雲分岐まで近そうに見えるが思った以上に時間がかかり、途中からは霰が降り出す。白雲分岐に着き白雲岳に足を延ばしたが小さな雷鳴が聞こえ、雲に覆われた白雲岳からの展望はできそうになく途中までで、先ほどの分岐まで引き返した。銀泉台へ下りるため小泉岳に向かう。

左から 小泉岳、白雲岳、奥に旭岳 北海岳、奥に北鎮岳と陵雲岳、右に赤岳
平らな小泉岳からは赤岳に下る。赤岳で少し雲がとれて旭岳などが見えてきた。霰は止み薄日が射すがやがて小雨となる。
赤岳の斜面を下っていくと素晴らしい紅葉となってきた。雨やガスが無ければさらに色鮮やかであろうが、これでも十分満足な色合いである。だが結構な急坂で、5年前、銀泉台から歩いているが足元の状態はすっかり忘れていた。

赤岳から下っていくと紅葉が!

素晴らしい紅葉に足が止まる

紅葉の中を下りてきた 赤岳方面を振り返る

奥の平も紅葉している

黄緑も綺麗

写真でよく見る銀泉台の紅葉
銀泉台が近くなると定番の紅葉撮影スポットがある。その脇を下っていくと赤岳登山口に下山。10分ほど広い道を歩くと、13:50銀泉台に到着した。
トイレを済ませ靴洗いもそこそこにレイクサイト行きのバスに乗ったが、レイクサイトで層雲峡行きのバスに乗り継ぐ時間待ちが長かった。先にバス移動して銀泉台から登る方が効率が良いかもしれない。

ダケカンバが黄色くなっている

赤岳登山口 ここから広い道
層雲峡に戻って黒岳の湯で汗を流し、明日は旭岳に決めて「道の駅あさひかわ」まで移動し車中泊。トイレは綺麗だが、いつも車中泊する人が多い。


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