パンドラの夢

ややネタばれあります。




























これ位でいいかな?

発売日 2001年11月22日
タイトル パンドラの夢
ブランド ぱじゃまソフト
ジャンル ループAVG
対応OS WIN95、98、Me、WIN2K
CPU Pentium233以上
RAM 48MB以上
HDD 最低600MB以上
CD-ROM 4倍速以上
音声 主人公以外フルボイス
グラフィック 640×480 ハイカラー以上
備考 DirectX5以上
傷心指数 0% 無いと思います。
感動指数 95% トゥルーENDで大泣きです。
楽しさ指数 80% いやー前半は楽しいです。
H指数 80% 胸に拘りをもってますね。気分が乗ってのHなのでグッときます。
声優演技 85点 問題ありません。
挿入歌 80点 OPに1曲、ENDに3曲の計4曲あります。ヒロイン毎のENDで歌が流れますが、スウはありません(涙)ラストの心情と被さって感情を揺さぶります。
総合評価 90点 バグもありませんし、シナリオも良いし何も言う事無いですね。
泣きゲー好きなら買って損なしです。
感想 こんなに泣いたのは「flutter of birds」以来ですね。
システム的にこのゲームは随分試験的な試みをしています。漫画風の噴き出しでのメッセージ表示や縦書きでのメッセージ表示、CGの表示ではズームアップダウンしたCGを縦横でスクロールさせています。この試みは今回非常に上手く行ったと思っています。縦書きのメッセージは読み易いですし、スクロールさせたCGは動き出て印象がとても良いです。
ゲーム構成は章毎になっていて、その章の終了がヒロインのENDとなっています。最初の章は「楽園」で、そのENDを迎えると次の章「希望」が選べるという構成です。TOPのゲーム画面も変化しますので「AIR」と同じような感じと思って頂いていいと思います。ただ「AIR」と違うのは次の章のループでは前の章のヒロインが消える事です。悩みを解決したヒロインはループより開放されるって事です。
基本的に1本道のゲームで、「楽園」の前半の選択肢はCGが見れるか否かでストーリーに影響を与えるものではまりません。

章毎の感想です。
楽園の章
楽しい合宿生活とスウと蘭の章です。
楽しい合宿の中に伏線がビシバシ張ってあり謎が渦巻いてますね。
スウとのHに持っていく過程が絶妙ですね。気分が乗ってますから萌えます。
キーワードは蘭の病気と家族です。

希望の章
美紀先輩の章です。
いやーこの仕掛けにはビックリです。
キーワードは多重人格者と幼馴染みです。

二人の章
陽詩美の章です。
キーワードは姉妹愛
泣かせて頂きました。

永遠の章
櫻とスウの章です。
このループの原因が解き明かされます。
途中から涙、涙で文章が読めなくなる事が多々ありました。
「Kanon」の真琴シナリオを強烈にしたものです。


最終的なスウの処遇についてですが、これは伏線も張っていますので悲しいですが、あれで良いと思います。彼女も9月1日を迎えたくない一人ですからね。私的にはその後お話が知りたいですね。主人公はこれで目標が出来たはずですから、出来ればお返しCDかファンディスクでその目標に向かって精進している姿を見たいです。
ぱじゃまソフトさんありがとうございます。心に残る良いゲームでした。
WIN2K 標準対応です。
書いた日 2001年11月25日

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