めぐり、ひとひら。

書いた日 2003年10月5日
発売日 2003年9月26日
タイトル めぐり、ひとひら。
ブランド キャラメルBOX
ジャンル 様々な恋愛の形を描いた感動のエモーショナルノベル
対応OS WIN98、Me、2K、XP
CPU Pentium2 266MHz以上 Pentium2 400MHz推奨
RAM 64MB以上 
HDD 40MB以上 200MB以上推奨
CD、DVD-ROM 表記なし
音声 主なキャラのみフルボイス
グラフィック 640×480ドット、ハイカラー
備考、XP対応 プロテクトなし
傷心指数 0% なし。
感動指数 65% 中盤から終盤に掛けて感動するようなお話になりますが、気分的にちょっと引いていたので泣けませんでした(汗)
演出的には3章の終わりはもっと盛り上げる為に歌を流した方が良かったと思います。
楽しさ指数 60% こりすと由の掛け合いが楽しかったです。
H指数 55% 終盤に1〜2シーンあります。1シーン3枚程度のCGです。会話が多いのであんまりHっく感じませんでした。
CG 65点 640×480ドットのサイズです。立ちキャラもイベントCGも比較的綺麗に見えます。キャラデザはかわいい系の物です。背景のCGはゲームの雰囲気に合っていて結構良かったです。
システム 70点 ノベル系のシステムとしては、不満の無い物です。スキップも早くてストレスを感じる事は無かったです。また、立ちキャラの会話する位置によってテキストが左右中央と切り替わるシステムは斬新に感じました。
シナリオ 70点 写生旅行でたまたま訪れた「ゆかり神社」で3年前に死んだ妹「こま」と感動の再会を果たします。この出会いにより運命の歯車が回りだし、5人の少女が「ゆかり神社」に集まり共同生活を送る事になりました。この共同生活のなかであなたはどのヒロインと何をするのでしょうかって感じのゲームです。要は伝奇物テイストがある恋愛物です。

シナリオは1本道のゲームで、最終的な事件が解決した後個別のヒロインのシナリオに入る作りになっています。話の流れは問題ないし、終盤の仕掛けもちょっとびっくりしたので良かったと思います。ただ、初回プレイに20時間以上かかるのは勘弁して頂きたいですね(汗) もう少しダイエットして短くした方がお話を楽しめたのではないかと思います。私はあまりに長すぎて終盤心が離れていて、もうどうでもいいやって感じになってました(爆) また、初回プレイが長すぎるのに反して2回目からは短時間で終わります。この点はバランスが悪いと言わざるをえませんね。
声優演技 85点 声はキャラに合っていて全く問題ありません。特にこりす役の声優さんですが、何時もながら良い演技をされていたと思います。
挿入歌 75点 オープニングとエンディングの2曲です。どちらの歌もゲームの雰囲気に合っていて良かったと思います。
総合評価 65点 ちょっと無駄に長すぎたので評価を落としています(汗)
感想 こりす萌え〜!
って事でこりすは非常に良かったです。
一途に深い愛情を感じる彼女には最上級の好感を持ちました。
ただ疑問に思うには、何故に主人公の事がこんなに好きなのか?って事です。
ゲーム中にはその説明の記述がありませんので、推測するしかないのですが
きっともの凄い出来事があったのでしょうね。
そうでなければ、ろくでもない主人公の事を好きになるはずがありませんから(爆)

それと他に2点ほど疑問に思った事がありましたが、
ゲーム中にはその説明の記述がありませんでした。
おまけのスタッフルームを覗くとその点に付いてはゲームに直接関係ないので
書かなかったとの事のようです。
機会があれば外伝として書く事もあるそうなので
私も機会があれば買ってみようと思います(汗)

お話はとてもよく出来たゲームと思いますが初回プレイが長すぎるのが難点ですね。
伝奇物が好きで長くても大丈夫な人にしかお勧め出来ません。

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