FEARLESS]

発売日 2002年5月10日
タイトル FEARLESS]
ブランド アクティブ
ジャンル AVG
対応OS WIN98、Me、WIN2K、XP
CPU Pentium 166以上
RAM 32MB以上
HDD 30MB以上
CD-ROM 4倍以上
音声 フルヴォイス
グラフィック 640×480 ハイカラー以上
備考 特に無し
傷心指数 40% 残忍なシーンが少し、凌辱シーンが少しありますが、短いのでそんなに引かずに済みました。
感動指数 70% 感動とは無縁ですが、ストーリーが面白く、徹夜してしまいました。
楽しさ指数 75% 柚と七桜の掛け合いが楽しいです。
H指数 70% 最初からあります。シーンは16個、多い方ですが、欲しい人に無かったので少し点数引きました。
声優演技 80点 演技は問題ありません。妹の七桜は有名声優さんに似ている方だったのでびっくりしました。
挿入歌 なし。エンディングには歌が欲しかったです。
総合評価 85点 サスペンス物にオカルト要素を詰め込んだゲームでしょうか、アクティブの中では、「Bible Black」から悪人ルートを除いた物が、このゲームに近いと思います。アクティブ通信狙いでの消極的な購入でしたが、思っていたゲームとは全然違っていて、楽しめました。当たり外れの両極端なゲームが多いアクティブのゲームの中では当然当たりに入ります。
感想  両親のいない主人公は妹との平凡な学園生活を送っていましたが、雨の中ずぶ濡れで座り込んでいる少女に出会ってからは、主人公の生活は妖しい事件に巻き込まれて急変していきます。って感じのゲームです。

 システムは全く不満はありませんね。アクティブの高速スキップはストレス無しでプレイ出来て非常に重宝しています。まあ、当たり前の事なんですが、バグが無いのも評価が高いです。最近は、当然のようにバグがついていますからね。(汗)

 CGは、一応合格点でしょう。絵柄がかわいいのに内容がダークなんでどうかなぁと思いましたが、直ぐに慣れたので大丈夫でした。ただCGが欲しいシーンで無いなど不満はあります。特に戦闘シーンでのCGが欲しかったです。

 シナリオは、良く練られていて出来は良いですね。特にスピード感あふれる戦闘シーンは緊迫感があり、マウスを握る手に汗を掻くほどでした。また、オカルトから車、バイク、拳銃などのウンチクもよく調べていてストーリーに華を添えています。お笑いの要素も柚と七桜の掛け合いが楽しくこれも楽しめました。主人公の行動も事件に巻き込まれた後は正義感あふれるもので、漢としてこうありたい思いました。ネタを振りまくって、謎を解明せずに終わらせるゲームの多い中、一応明確な形で謎を解明させて終わらせていますので評価は高めとなっています。



これ以後ネタばれあります。





















これ位でいいかな?

 結局、このゲームは、3組の兄妹が織り成す物語と思います。妹の死を受け入れられずに、妹を再生させようと陰惨な事件を起こした、八坂司、妹との生活を守る為収入増を狙い、新しい力が欲しかった、桜井綺更、妹を守る為、やばい仕事をしていた、静原安純、どの兄も妹を大切に思っていた事には変わり無く、八坂司の妹が死ななければ、互いに殺し合う事も無く平和に暮らしていたと思われるのに、運命とは本当に皮肉な物だと思いました。全てのENDを見た後で不満に思っていた、柚と七桜の個別のハッピーエンドですが、柚と七桜はワンセットと考えると納得いきますね。しかし、ワンセットなら3PHも欲しいと思う私は、エロゲーボケしていますね。(爆) こんな物語を書けるシナリオライターの力量はAクラスと思います。
 まあ、褒めたあとになんですが、一番不満に思っている、キャラクター紹介に乗っている宮原佐夜子とのHシーンは有っていいのじゃないかと思います。役柄的に主人公を監視して、桂木をおびき出す手助けをする立場なんで、その中で安純を誘惑して情報を聞き出すシーンとかで入れようと思えば入れられたと思います。また、3回Hしたら、ラストで主人公側に寝返って佐夜子ENDになるってのも面白いと思います。(爆) シナリオ量が多いのでカットされた可能性はありますね。

まあ、色々書きましたが面白かった事は間違いないので、サスペンス物やオカルト物が好きなら買っても大丈夫です。
XP 標準対応です。全く問題ありません。
書いた日 2002年5月16日

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