あした出逢った少女

書いた日 2003年6月14日
発売日 2003年5月30日
タイトル あした出逢った少女
ブランド MOON STONE
ジャンル サスペンスノベル
対応OS WIN98、Me、XP
CPU Pentium2 300MHz以上
RAM 128MB以上
HDD 1.2GB以上
CD、DVD-ROM 表記なし
音声 フルボイス
グラフィック 800×600ドット、フルカラー
備考、XP対応 DVD版はHDD容量が3GB以上
傷心指数 10% 1シーンだけありますが、未遂で終わります。
感動指数 50% 今一ですね(汗) 私の心に残るシーンは無かったです。
楽しさ指数 55% あまり楽しくないです(汗)
H指数 60% ラスト前に1回、純愛物として普通です。おまけのHシーンは点数に入れない事にしました(汗)
CG 60点 800×600のサイズです。立ちキャラもイベントCGも綺麗に見えますが、キャラデザが今一です。
システム 70点 ビジュアルノベルのシステムとしては普通です。最近流行りの読み返し機能もあり不都合はありません。
シナリオ 55点 田舎の村の道端で記憶を失った主人公が、早苗に発見されるところから物語は始まります。シナリオは現在と過去を相互にプレイしながら最終的に全ての謎を解明する作りになっていて、途中下車する形で個別のヒロインのENDに辿り着きます。ようは1本道のゲームです。この物語の全ての謎はTrueENDを見ないと解き明かされない作りになってます。個別のENDでは謎が謎のままですから、そこら辺が少し私には合いませんでした。
声優演技 85点 全く問題ありません。草柳さんのお姉さん役の声は萌えますね(爆)
挿入歌 75点 オープニングで流れる1曲だけです。この歌はオープニングの映像と相まってなかなか良かったとおもいます。
総合評価 60点 歌が良かったのとサーカスを退社した連中が作ったゲームだったので購入しましたが、私的に今一のゲームでした。ただ一つ陵辱シーンが無かったのが私的に救いでした。
感想  これ以後ネタばれがあります。





















 プレイ後に疑問に思った事を書きます。

 諸悪の根源と思われる母(元冬香)と冬香の行動に疑問を感じました。母(元冬香)は主人公と結ばれるハッピーENDを夢見て周到に準備して昔の事件をトレースする事にした訳ですが、その本人が事件をトレースする為とはいえ本当に自殺するとは到底思えませんね。物語の結末を観ずに自分のクローンに全てを託して死ぬ事が理解出来ません。こんな事をするのは業の強い人ですから、何処かで見守っていて最終的にはクローンと入れ替わろうとするはずです。また、小さな時から刷り込まれたとはいえ冬香が本当に主人公の事が好きとは思えないです。もしも、母が自殺したのでは無く冬香に殺されたのなら、どちらの行動も納得が行くのですけどね。クローン冬香と最終的に入れ替わろうとする母(元冬香)、母に主人公を取られないように、母(元冬香)を殺すクローン冬香、これだと実に納得行くお話しと思いますね。


戻る