■写真メモ1
たまにはしっとり暗いものが書きたいと思ったけれど
しっとりする術を忘れてしまった気もする。という話。
らせん
彫刻美術館から見えるアパート。らせん階段にピアノが置いてあって、弾いてもいいのだろうかと思った。
彫刻と目が合わないように他のところばかり見ていた。
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マグリット
の絵に似ている。卵に始まって空や雲や鳥やリンゴや建物や木や馬の輪切りやその他ボロボロと思い出して、
特に好きな画家さんというわけでもないのにゾロゾロ止まらない。友人がファンだというので、
美術館や画材屋に行くたびに絵葉書をおみやげにしたせいかもしれない。新しい絵柄を見つけるのが楽しかった。
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遠近
雨のあと晴れた夕方。小さな商店街の小さな古本屋さんで100円の福永武彦を買う。
50円の辻邦生やジョルジュ・サンドが雪崩を起こしそうな本山に埋まっている古本屋さんが好きです。
こんな値段でいいノ?と思うけど。
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メグロ夕景
川のある街。暗渠もある。目白は狭くて目黒は広いような気がする。
知人が住んでいるとか友人と歩いたとか、そういうことで街を好きになったり避けたりする。
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隙間
近年、なるべく些末なほのぼのしたことだけ書こうと思っていたけれど、 広い目で見ればたいしてほのぼのしてないのだな、と気づく。アレだ。いつか猫のことしか書けなくなるんだ
(すでにあぶない)。 |
タイムズ
安藤忠雄。通りかかると必ず川岸に下りてしまう。
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輝ける歯医者さん
高松伸。この形を見ると必ず展覧会のBGMを思い出す。とても面白い展覧会だった。床が透明とか。 |
ナカノ夕景
図書館、大通り、緑道、階段、公園、郵便局、街路樹、本屋、インド雑貨屋、うどん屋、コーヒー屋。いつかまた棲みたい。
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まぶしい
「いまだかつてないスランプだ〜」
「あ?」
会話オワリ。そんなのが成り立つ家風。
毎回"いまだかつてない"と思うのだ。今度から「いまだかつてない鼻炎だ〜」と言おう。
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写真メモ2
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