1004 はち

なにかを儚むうさぎの図

大きなビニール傘を透して見る空が灰青色で
外灯やテールランプがじんわりと滲む
世界の終わりのような雨の日は楽しい
前世はナメクジだろうか

昨日深夜、狂ったようにパンが描きたくなり
パン写真をデスクトップに並べまくった末に
糸巻のようなものと平桃を描いて終わった
自分のパンへの情熱が今ひとつ理解できません





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