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第2章 夜のドライブ・コース

 石垣住民はだいたい、夜9時ぐらいから遊びに行く。今日は高校の時の友だち太郎(仮名)と次郎(仮名)と3人で太郎の2代目車でドライブする事になった。(週に2回もわったー(私)のヤー(家)に遊びにきたもんだから、わったーのお母さんに外に行けと言われたのでドライブである。)

 今日は石垣島を西周りする事になった。雨が降っているのでヘビも捕まえるのも1つの目的でもある。名蔵をとおり御神埼に行くことになった。市外から名蔵までに急なカーブがあって太郎はそこは時速 80km でなぜか直線では 30km である??? 崎枝に入ると畑しかないんだけど、ヘビは1匹もいなかった。(ハブを捕まえると1匹¥5000〜になります。)御神崎に着いた。灯台に登るのがメインで次郎はびびりなので車の横で待機、車のライトは絶対けさないのである。

友だち情報
 1.夜釣りしていたら、肩を叩かれたが誰もいなかった。
 2.最近自殺いた人がいる。
 3.まじわされる。

 次は米原キャンプ場、その前に太郎のおごりでジュースを買う。米原キャンプ場に着き真っ暗でちょー星が綺麗である。(でも、車のライトは消さない)浜でねっころがって、くだらない話で盛り上がる。1時間くらいで観た流れ星の数は3個かな?
 そいで、夜泳している方がいました。
 それを見てわった―らの会話
 私 :「うぉぅ、夜泳いでるヤツがいる。」
 太郎:「バカちゃう?」
 次郎:「死ぬぞ。」
 夜の米原はとても危険である。夜泳して帰ってこない人がたまにいるららしい?
 ※1ポイント:そんなに泳ぎたい方は港で泳いだ方がいいです。

 そんな感じでオモトトンネルを通って帰る事になった。途中に道にヘビが死んでいてそれを見るためにUターン。おもとトンネルを出たところに植林があるんだけど、その1本が折れていてそれは太郎が事故っておれたららしい? 太郎はそれを見せたかったのだ。

 ヤーに帰ってヘビのことの兄ちゃんに話すと兄ちゃんも同じコースを回っていたららしい?
 こんな感じで暇な石垣住民は車にのって目的もなくドライブしています。そして、兄・妹そろって同じところを回っているわけ。
 時速 30km で、夜なら3時間くらいで半周できるんだけど、対向車3台の時もあったな。底地ビーチにいくまでは真っ暗なんだけど、たまに暗い夜道の中、おばあちゃんが普通に歩いているので車を運転して行く方は注意。
 そんな感じで、アポなし・理由なし・目的なし、それでもみんなで集まって一緒に暇を潰せる友達が大好きであり、そんな過ごし方が、沖縄タイムに生きる石垣住民にぴったりである。このような環境が「てーげぇー」を増殖させる要因になっていくのではないでしょうか?

 P.S. でも、予定の時間よりバスが早く来るのは困ります。

トモの勝手に紹介・2

 今日は石垣の暇な人の日常を表わした曲を紹介したいと思います。
私の中で一番ぴったりなのが The Boom & 矢野顕子の「釣りに行こう」です。

 こうもりの子守り歌(蝉の鳴き声で)、
  朝も夜も昼寝(わったーら、兄弟のこと?)
 釣りに行こう 釣りに行こう
  雨がやんだら迎えに行くよ。
 釣りに行こう 釣りに行こう
  梅雨があけたら迎えにいくね。

(これを石垣市民の私が理解したら、遊びに行きたいけど、雨が降ったから外に行くのがめんどくさい。だから また今度。)

 そんな感じで石垣の適当な人は天気しだいで気持ちも変わるし、遊ぶ場所も変わってくるのであった。

 でも この曲ちゃんとを聴いているとういういしい初恋の頃を思い出すはず?
 私だけですかね。

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