反省できない日本

日本はどうも反省することができないような気がしています。
以下その根拠を示します。

日本人は反省ができないのではないか

 (1)民主党の反省会
民主党から自民党に政権が移った時の反省会で、「我々は正しかったが、国民に理解されなかった.」だって。
呆れてしまう。反省になっていない。
「民主党がこんなにひどいとは思わなかった」と言った人がいるようだが、私には最初から分かっていた。
あまりにもうまいことばかり言って、そんな簡単にできるはずがない。
批判は誰にもできるが、政権をうまく維持し、日本を良くするのは大変なことなのだ。
民主党が政権を取る前は多数のメディアが民主党政権を支持するような論調であったが、ふたを開けてみるとなんのことはない。
いっていたことはことごとく実行不可能か、全く期待外れのものであった。
民主党の党首はあまりにもひどかった。野田さんは少しはましだった。
しかし、自民党に政権が移ってからも反省らしき反省はなく、これでまた政権を任せてくれというのだろうか。
今度は任せても大丈夫と確信を持たせるようなものを出さない限りもう、民主党には政権を任せたいと思わないのではないか。

(2)戦争
なぜ戦争に突入してしまったのか?
陸軍も海軍もやりたくなかったらしい。
特に海軍は米国と戦えば負けることが分かっていながら、それを言わず、最初の1年は大暴れする(?)とか言ったようだ。
陸軍と海軍の連携が不足というか責任のなすりつけあい。
軍と政府(外務省)の情報共有ができていなかった?
今でもその体質は引き継いでいるようで気になる。というか、将来大きな禍根・不幸をもたらしそう。
いや、慰安婦問題などで、縦割りの弊害が出ている。

(3)情報共有 縦割りの弊害
太平洋戦争末期、ソ連の参戦の情報がありながら無視して北方領土を失う大失態。
そんな情報がありながら、ソ連に終戦の仲介を頼もうという的はずれのことをしていたとは。
戦後は情報収集能力の低下が一層ひどくなって、有事に当たって判断材料がない。
過激派組織「イスラム国」による後藤さん殺害事件があったが、日本は外国に頼りっぱなし。誠にふがいない。
情報(諜報)機関の設置強化は急務である。また、情報を活用できる体制にすることも重要な課題である。

(4)ゆとり教育
ゆとり教育を例にしても、文部科学省をはじめとしていまだに「理念はよかった」などと、失敗を認めていない。
教員が力不足で理念通りの指導ができなかった、というのだろうか。
ならなおのこと、指導力を上げ学校の魅力向上につながる施策をもっと積極的に行うべきだ。
優先順位を間違えないでほしい。

(5)慰安婦問題、なぜ日本が無実の罪をかぶらなければいけないのか
外務省の怠慢ではないか。
言うべきこと、言ってこなかったから中国や韓国の言う嘘が誠になりそう。
(外務省からは自分たちの過ちを認める言葉はない)
これではいつまでたっても改善されない。
朝日新聞もとんでもない捏造だが、外務省もひどい。
言うべき時に、きちんと言ってこなかったから日本は慰安婦問題や人権問題などで悪者にされている。
今からでも、中国や韓国の嘘には嘘とはっきり言うこと。

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