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<妊娠39週目>
8月1日。退院から3週間が経過し、とうとう正期産(37週)の時期になりました。
切迫早産で入院した時から、「いつお産が始まってもおかしくない状態です」と
脅され(?)続けていた私は、毎晩のように「まだ出てこないでねー。」と
念じるのが日課となっていました。
しかし、この日からは、「もう出てきてもいいよー。」と話し掛けることができると
思うと嬉しくてたまりませんでした。
予定日は8月22日でしたが、先生からは「まず、お盆までには産まれますね!」と
言われました。
家に帰って「お盆産まれだと誕生日を覚えやすくていいね」と言うと、ダンナは
「お盆産まれなんてみんな田舎に行ってたりして誰にも祝ってもらえないなー」と
ポツリ。そういえば、占いなんかでも誕生日が違うと全然違ってくるし、産まれた日
でその人の人生がガラッと変わってしまうのかな・・・。
そんなこんなで、私は「8月18日に産まれる」ことにしました。
私の誕生日(9月18日)とちょうど1ヶ月違いであること!
ダンナの誕生日(5月15日)とちょっと似ている(?)こと!!
私の青春時代のアイドル「吉川晃司」と同じ誕生日であること!!!
こんな話をすると、ダンナは「そんなに都合よく産まれるわけない」と言って
相手にしてくれませんでしたが、私はがぜん「8月18日に産む気」が湧いてきました。
お盆を過ぎても何の兆候もなく、お産が早くなると聞いて、床の雑巾がけもしました。
そして・・・8月18日は何の兆候もないまま過ぎていきました。仕方がないので、
この日は、まもなく産まれてくる子の名前を家族会議で決めることにしました。
「出産日」ならぬ「命名日」というところでしょうか。
ここまできたら、もう出産日はいつでもよくなり、「元気に産まれてきて
くれればいいや」と、開き直りました。
ところが、その出産日は意外とすぐ近くまで迫って来ていたのです。
(第5話 完) |