終わりに

ローカル電車での旅ははじめてで、とまどうことも多かったのですが、
慣れてくると、なかなか楽しいものでした。
“時刻表通りに電車は来ない”とわかっていれば不安になることもありません。

10キロ、50キロ用と様々な切符。


空いていたので切符は全て窓口で購入しました。
「乗る時は機械に通すのを忘れないでくださいね」と言ってくれる人も。
ジェノバのブリニョーレ駅等ちょっと大きめの駅には自動券売機がありましたが、使わずじまいでした。

    

左:刻印は忘れずに! 右:六カ国語対応の自動券売機。

かわいいネコにもたくさん会いました。
セストリ・レヴァンテの商店街では8キロはありそうな大ネコが。
人見知りしないでスリスリしてくる姿も貫禄がありました。
チンクエテッレの三毛猫もポルトヴェーネレのネコもみんなかわいかったです。

      

左:ノシノシと歩くデカネコちゃん。 右:後ろ姿もチャーミングな三毛猫ちゃん。

ポルトヴェーネレには猫の額程の砂浜があります。
ビーチと言える程の規模ではないと思うのですが、
毎朝ここで泳いでいるおばあちゃんがいるし、中高生は学校帰りにタオルを敷いて陽に焼いたりしている、憩いの場所のようです。
でもでも、早朝目が覚めてしまって部屋から眺めていたら、どこからともなく猫がやってきてシャカシャカ砂を掘って・・・うぅ〜んと力んでる姿を目撃!

早朝のポルトヴェーネレ。
手前(右下)の砂浜がネコの巨大トイレ?

そうです!トイレにしているのです。
それも1匹だけじゃありません。
サラサラの砂はネコ達にとっては、快適な大きなトイレだったんです。
砂浜は人間にとってもネコにとっても大切な場所なんですね〜。
みんな知っているのか知らないのか。
とりあえず私はあそこで陽に焼くのは止めておこうと思います・・・。

        

魚はおいしいし、りっぱなトイレもあるし
ポルトヴェーネレに生まれてよかったにゃんと思っているはずのネコちゃん達。