12.23(7日目)曇り

午前中は市内見学。
風がない分,昨日よりだいぶ暖かく感じた。
サンティッシマ・アンヌンツィアータ(Ss.Annunziata)広場に行ってから
サンマルコ美術館でフラ・アンジェリコの『受胎告知』等を見る。
おやつに食べたGran Caffeのシュークリームはクリームがとってもおいしかった。

静かな捨て子養老院前

ホテルに戻り、旅行会社のローマ支店に電話を入れた。
あの日(12.17)ローマ着は2組いたのに、係りの人は1組だけ拾って
出発してしまったらしい。
イタリア人らしいと言うかなんと言うか、私達は忘れられたってことか。

「その分の料金を返却するか、帰国日に空港までの車を手配するかして下さい」と言うと
「どちらがご希望ですか」とのことだったので
「指定時間通りに来ていただけるのならば」と念を押して車の手配をお願いした。
これで帰りの日はタクシーの心配なしと言いたいところだけれど、時間通りに来てくれるの?ってゆーか、本当に来てくれるわけ?

夕暮れ時のアルノ川
眺めているとなんだか切なくなったりもします

夕方からはヴェッキオ橋の向こう側(ピッティ宮方面)へ行ってみた。
この辺りは小さいお店が軒を連ねている。
ショーウィンドウにカラフルな手袋が飾られている手袋やさんが目に留まった。
狭い店内はお客がぎっしり。
クリスマスプレゼント用に買う人も多いみたい。
ごちゃごちゃしてるようで、みんなちゃんとわかっていて
「次はこちらの方よ」と順番を守っている。

いよいよ私の番。
丸いクッションの上に肘を立ててのせる(腕相撲する時みたい)と店員さんが
その手に手袋をはめてくれるのだ。
女性の場合、革製の手袋はサイズがぴっちり合ってないとおかしいから
使っているうちに伸びる事も考えて、サイズを選んでくれる。
私は好みのデザインを言って手を出しているだけ。
なんだか女王様気分だわ。

「小さい手だねー」
そう、日本でもなかなかぴったりのサイズはないんですぅ。
このお店で一番小さいサイズがぴったりだったMi。
それも店内にはなくて、奥から出してきてくれたのよ。
Miと同じ手の大きさの母へのおみやげも購入。

歩き回っておなかが空いたので予約を入れたDinoへ。
フィレンツェ名物のステーキ(Bisutecca alla fiorentina)はハーフサイズでも
500グラムのボリュームで、すごい量。
いつもこんなの食べてたら大変だあ。
山盛りルッコラがのったお肉も美味。
・ナスのタリアテッレ・リボッリータ・ルッコラのせ牛たたき・ステーキ
・フルーツ・チェリーリキュール・カフェ・ワイン・水   97000リラ

Romantik Hotel J&J

 

頭にロマンティックとつくだけあって、内装の異なる部屋はどれもかわいらしい。
広い部屋にはポプリが置かれていたり、ポップな絵が飾られていたり
嬉しくて浮かれてしまいました。
冬の空いている時期はアップグレードの可能性が高いのでは?!
270000リラ